サイゾーウーマン芸能テレビドラマレビュー『べっぴんさん』女の一生に苦言 芸能 サイ女の朝ドラ通信 『べっぴんさん』女の一生は「結婚出産」ルートのみ? 視聴者から「現代なら大問題」と苦言 2017/01/24 14:15 女優ドラマレビューべっぴんさん 『べっぴんさん』公式サイトより ニッポンのお茶の間をわかし続ける国民的番組“朝ドラ”――そのあらすじと視聴者からの反響を、サイゾーウーマンが週2回(火・金曜日)お届けします! 『べっぴんさん』(NHK総合/月~土、午前8時) 戦後の焼け野原の中、坂東すみれ(芳根京子)が家族のため、そして女性たちのために子ども服づくりに邁進していく物語。神戸に本社を置く子ども服メーカー「ファミリア」の創業者たちの軌跡をモチーフにしている。 ■1月21日(土)/91話~1月24日(火)/93話 91話では、家出したすみれの娘・さくら(井頭愛海)が、すみれの姉・ゆり(蓮佛美沙子)の家にいることが判明。さくらを迎えにいくすみれだが、ゆりから「今はまだ時間が必要」と言われてしまう。 92話ですみれは、任されていた大急百貨店の展示テーマを「女の一生」に決め、キアリスのメンバーたちと準備を進めていく。しかし、赤ん坊から大人になり、結婚・子育てを経て、年老いていくという生き方を「女の一生」と定義したキアリスに対して、視聴者からは苦言が噴出。「女の一生は、結婚して子どもを産むルートしかないの?」「現代だったら、大問題になりそう」といった声、また独身である明美(谷村美月)が、この案に賛成も反対もしなかったことを「切なすぎた」とする意見もあった。その一方で、「結婚してないと、『なんで?』って言われる時代だったもんね」「この時代は、結婚が当たり前だったってことでしょ」など、あくまで時代背景に沿った内容だとする指摘も。 93話で、すみれの夫・紀夫(永山絢斗)から、昔一緒に働いていた栄輔(松下優也)が神戸に戻ってきたという情報を得た、ゆりの夫・潔(高良健吾)。若者に大流行している洋服店「エイス」の経営者が栄輔だと思い当たった潔は、大急百貨店に、エイスの出店を強く推すことを決意する。また、キアリス開店当初から百貨店で売り子をしている悦子(滝裕可里)と、百貨店のキアリス担当・小山(夙川アトム)が結婚。すみれたちの女学生時代からの同級生で、視聴者からの人気も高い悦子と、独特のキャラクターで支持を得ている小山の結婚には、視聴者から「こんなにうれしい結婚は、『べっぴんさん』では初!」「悦子をよろしく、小山!!」など祝福の言葉が飛び交った。 悦子と小山の結婚は、視聴者の心を一瞬和ませたようだが、“すみれとさくらの確執問題”は今後どうなっていくのか。視聴者の関心は高まっている。 最終更新:2017/01/24 14:19 Amazon 連続テレビ小説 べっぴんさん Part2 (NHKドラマ・ガイド) 女の一生のルートは、確実に増えてっから 関連記事 『べっぴんさん』さくら、母・すみれとの確執で家出! 存在感ゼロの父親・紀夫は視聴者人気暴落?『べっぴんさん』新入社員・西城&中西登場! 「キアリスの人事」に視聴者の議論加熱『べっぴんさん』さくら、反抗期突入! “働く母”と“思春期の娘”問題に視聴者注目『べっぴんさん』靴職人・麻田、「市村正親の俳優人生に重なる」と絶賛された珠玉の一言『べっぴんさん』2017年一発目から“家族問題”――ギスギス展開に「新年から見たくない」 次の記事 西内まりや月9、酷評の嵐に >