コラム
"噂の女"神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第347回】

SMAP慰労会、キムタク“仲間外れ”を報じる「女性セブン」の“子ども染みた”やり方

2017/01/10 21:00

「もし(キムタクを)誘っていなかったのだとしたら4人のやっていることはあまりにも子供じみています」

 といった、木村ファンの言葉も紹介されているが子どもじみているのは「セブン」の方だろう。そもそも、キムタクはこれまでも仲間内の打ち上げには参加しないし、今回も中居がキムタクを誘って、断られたという情報もある。

 さらに、この「セブン」の表紙は、キムタク! ついでに巻末カラーグラビアには、キムタクの新ドラマ『A LIFE~愛しき人~』(TBS系)のPRインタビュー3頁が掲載されているのだ。

 キムタクを最大限持ち上げ、“裏切り者”キムタクのイメージアップに必死。大手芸能事務所に最大限寄り添う「セブン」は、今年も健在だ。

 2位も、なんとも不可解なツーショットスクープだ。昨年12月、かねてから恋人とうわさされる小泉今日子と豊原功補の2人が、都内居酒屋で仲睦まじく語り合う姿を「女性自身」がキャッチ、その姿を写真に収めた。

 確かにこの2人、2年ほど前の「フライデー」(講談社)に熱愛を大々的に報じられている。しかし、その後「週刊文春」(文藝春秋)が後追いしたくらいで、他メディアはこれを黙殺したままだった。もちろん理由はキョンキョンが“芸能界のドン”周防郁雄率いるバーニング所属であり、彼からの寵愛を一身に浴びる存在だからだ。

 さらに、2人が付き合い始めた時期、豊原は別居中の妻と籍が抜けていなかった。つまり“不倫”疑惑がささやかれたこともあり、その関係は事実上の“タブー”となっていた。

 そんな2人の関係を、大手芸能事務所には弱いはずの「自身」が掘り返した。しかし内容を読むと、記事は2人の熱愛を強調するものではなく、強調されたのは“同志”という関係だ。2人は居酒屋で演劇論を熱く語っていたといい、こんなコメントの数々が誌面を飾っている。

「あの2人の関係は恋愛を超越していますよ。言ってみれば仕事」(記事内・舞台関係者コメント)「きっと今の“同志愛”のような関係がいちばんいいのでしょうね」(記事内・舞台関係者コメント)

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