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中居「何事もなかったかのように」発言、朝日新聞にSMAP広告! SMAP&ファン激動の1年

2016/12/31 08:00

 日本全国のファンに惜しまれながらも、2016年末をもって解散となるSMAP。1月13日に一部スポーツ紙が“分裂危機”を報じたことで、国内外のファンをも巻き込む大騒動となった。今回はそんなSMAPメンバー、ファンにとって激動の1年を振り返る。

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何もなかったことにするには幸せな記憶が多すぎるんだよ

 日本全国のファンに惜しまれながらも、2016年末をもって解散となるSMAP。1月13日に一部スポーツ紙が“分裂危機”を報じたことで、国内外のファンをも巻き込む大騒動となった。今回はそんなSMAPメンバー、ファンにとって激動の1年を振り返る。

 ジャニーズ事務所の後継者や“派閥”問題に端を発した今回の解散騒動。15年1月の「週刊文春」(文藝春秋)で、メリー喜多川副社長がSMAPメンバーやチーフマネジャー・飯島三智氏を批判し、SMAPサイドと、メリー副社長やその娘の藤島ジュリー景子副社長との“不協和音”が浮き彫りになった。スポーツ紙の報道後、メンバーは『SMAP×SMAP』(フジテレビ系、16年1月18日放送)で、世間を騒がせたことを生謝罪したが、8月には正式に「年内解散」を発表。デビュー25周年という節目の年に、あまりにも悲しい結末を迎えてしまった。

★中居、16年の波乱を予期していた?
 常にグループやメンバーのことを考え、行動してきたのは、最年長のリーダー・中居正広。13年放送の『SMAP×SMAP はじめてのSMAP 5人旅スペシャル』(フジテレビ系)では、酒に酔った中居が「10人が突っかかってきても、俺絶対SMAP守れるよ、今」と宣言し、ファンの涙を誘った。

 それから2年後、15年12月26日放送のラジオ番組『中居正広のSome girl’SMAP』(ニッポン放送)のエンディングでは、「ファンの方々はすごく大事だと思ってますけども。ちょっと遠目で見ていただくことがベストです」と、発言。この意味深な一言が心に引っかかったファンも多かったことだろう。そして、年が明けた1月2日放送回は「申年に聞きたいSMAP以外のジャニーズの曲」というテーマで、TOKIO、V6、KinKi Kids、嵐などの楽曲をオンエアー。普段、接点のないグループについて言及した中居は「ってことで、安心してください。これは僕が勝手にやってることなんで。あの、怒るなら僕のところに来てください」と、またも謎めいたコメントを残していた。


 さらに同9日のラジオでは「(16年は)どんな年になるんだろうね」「ドシっとするしかないよね。イヤなこともいっぱいあるんだろうなぁ~。腹立つことあるんだろうなぁ~。でもまぁ、なんだかんだで、なんか乗り越えていくんだろうなぁ~。普通に、何事もなかったかのように」と、自身に言い聞かせるように吐露。6月18日にも、前の放送で予告していた「上半期を振り返るトーク」に関し、「“後半またいろいろあるんじゃないかな~”って思いますんで。年末にとっておきたいと思います」と語っていたのだった。結果的にSMAPはこの発言から2カ月後に解散が決定し、ネガティブな報道が相次ぐ中で幕引きとなった。SMAPを愛する中居だからこそ、グループが大きな問題に直面することを不安視していたのかもしれない。

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