サイゾーウーマンコラム神林広恵「女性週刊誌ぶった斬り」木村&静香夫妻の「子育て」美談の狙い コラム "噂の女"神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第346回】 工藤静香&SMAP・木村拓哉、イメージ回復狙いの“娘”“子育て”美談報道 2016/12/20 21:00 SMAP工藤静香女性週刊誌ぶった斬り ご存じのように、今年1月、SMAP解散騒動の勃発直後から、キムタクはその戦犯の1人として“裏切り者”と批判され、イメージも大きくダウンした。妻の静香もまた、ジャニーズ事務所のメリー喜多川副社長に取り入り、キムタクの独立を阻止した黒幕としてクローズアップされた。 その後、事務所とその御用メディアのバックアップにもかかわらず、キムタク夫妻のイメージは一向に改善されない。ある時は中居正広を、ある時は香取慎吾を“悪者”に仕立てようと情報操作さえも行われたが、ことごとくその姑息さがファンに見破られて、失敗に終わっている。 そして残された最後の“武器”が2人の娘だった。 確かにこの記事を読むと、2人のトップアイドルの子どもたちは、その環境に甘え、奢ることなく立派に常識的に育ったことがわかる。多くの才能も持ち合わせているようだ。そして両親もまた子どもを、その将来を第一に考え、きちんと子育てをした。大変好感度が高い家族の像がそこには描かれている。 本当に素敵な娘たちなのだろう。何も知らずに読むと、だが。 5年前の歌舞伎界進出以降、家族を巻き込んだ数々の“恐怖物語”を紡ぎ出してきたのが香川照之だった。幼少期から父親と絶縁状態だった香川は、成長するにつれ、父親の職業である歌舞伎に固執するようになったが、ある時チャンスが巡ってきた。頑固で偉大な父親が病を患ったのだ。 年々弱る父親の様子を伝え聞き、香川は動いた。父親と和解し、自身が9代目市川中車を襲名、ついに念願の歌舞伎役者になったのだ。もちろん“跡取り息子”も一緒に。だが、ここからが怖かった。歩くのもおぼつかない父親を合同襲名会見に引っ張り出し、そして私生活では同居まで始めた。父親の猿翁の“意思”はおそらく無視して。 そんなことだから、同居は1カ月程で解消、父親は当時のパートナーと出て行った。その後も、香川は稽古のために猿翁宅に通っていると伝えられた――。 次のページ 梨園でのいじめ発覚か 前のページ123次のページ Amazon 『「印象」で得する人、損する人』 関連記事 成宮寛貴の乱行写真を売る“知人”……「家族」と信じた“取り巻き”の蛮行工藤静香、SMAP解散騒動に言及!? 「我慢するしかない」「ごめんね」メルマガが波紋ジャニーズ御用達マスコミ「女性セブン」が、工藤静香と飯島氏の“因縁”を報じる意味垢抜けない私生活でわかった、工藤静香が日本の“象徴”たるゆえん「レコ大」買収報道のHIRO、妻・上戸彩と娘を利用する“えげつない”芸能界手腕