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リオ五輪メダリストがバラエティ進出のウラで、“消えた人気女性アスリート”は今

2016/11/16 16:45
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千葉すず公式サイトより

 オリンピックや世界大会などでの活躍から、マスコミに注目され、なかには芸能人を超えるほどの人気を誇る人物もいる女性アスリート。最近では、リオ五輪の卓球団体で銅メダルを獲得した石川佳純、レスリングで金メダルを獲得した登坂絵莉などの姿を、テレビでよく見かけるようになった。しかし現役を離れた後、それでも公の場で活動を続けるのは、茨の道のようだ。そんな“消えた”とされる女性アスリートの足取りを追ってみると――。

 2006年のトリノ五輪で、スノーボードハーフパイプに日本代表選手として出場した今井メロ。 引退後は、一部で“風俗店勤務説”が取り沙汰され、さらには結婚・出産からの離婚、ヘアヌードからイメージAVと、波乱万丈な人生としか言いようがない。

「今年に入ってからは、パチンコ店の営業を行っていたことが話題になりましたが、6月には人知れず舞台『Dear Kir』で主演を果たしています。常に何かしらの仕事は続けているようですが、今後も芸能界で花開くという展開は、相当難しいでしょう」(芸能ライター)

 また、長野五輪において日本人女子選手として冬季五輪初の金メダリストとなったスキーモーグル選手・里谷多英は、05年「週刊文春」(文藝春秋)に、衝撃的な下半身スキャンダルをすっぱ抜かれた。

「東京・六本木のクラブのVIPルームで、泥酔したまま外国人男性とセックスを行い、注意した店員に暴行を加えるという、前代未聞の不祥事です。当時里谷はフジテレビの社員だったのですが、その事件によって解雇という事態には至らず、13年に現役引退した後も勤務しているようです。一昨年は『VS嵐』(フジテレビ系)に社員としてノーギャラ出演したことが話題になりました」(週刊誌記者)


 00年のシドニー五輪で銀メダルを獲得し、「めっちゃ悔しいです!」の“名ゼリフ”で人気を博した水泳選手・田島寧子は、引退後に女優へ転向。当時01年には連続ドラマ『歓迎!ダンジキ御一行様』(日本テレビ系)や『てるてる家族』(NHK)に出演するなど、女優活動を行っていたが……。

「当時、女優転向を発表した途端、田島は世間から『チヤホヤされて勘違いした』などと大バッシングを受けました。女優の才能はなかったようで、引く手もなくなり、芸能界からはいつの間にか引退。派遣社員として働いていることが一部週刊誌で報じられました。指導者含め、水泳からも身を引いているようで、いまや“あの人は今”で見る機会さえなくなっています」(同)

 そしてバルセロナ、アトランタと五輪に連続出場した“水泳界のアイドル”千葉すずは、一見、縁もゆかりもなさそうな地域で、PR大使を務めている。

「引退後の02年に、島根県・三隅町(現・浜田市)のスポーツ施設のイベントに出演、さらに05年には同町の水泳講師として招致されました。そしてこの経歴が評価されたのか、現在は『ユネスコ無形文化遺産石州半紙PR大使』のほか、同町のPR大使にも任命されています。横浜出身、奈良在住というだけに、ネット上でも『一体なぜ?』と不思議がる声が続出していたものです」(スポーツ紙記者)

 リオ五輪で活躍した女性アスリートの中からも、“あの人は今”な人物が続出することになるのだろうか。


最終更新:2016/11/16 16:47
Number PLUS リオ五輪永久保存版 東京へと続く物語。 (Sports Graphic Number PLUS(スポーツ・グラフィック ナンバー プラス))
寧子は、お茶目すぎたのよ