サイゾーウーマンコラム叶井俊太郎「子育てブログ」変な親子に遭遇したらどうする? コラム [連載]ヤリチン卒業!! 叶井俊太郎の子育て奮闘記 親を本気で殴る子、理不尽に娘に怒鳴る親……変な親子に遭遇したらどうしますか? 2016/11/14 20:55 近所の雑貨屋でハロウィン用のカチューシャ作りのワークショップがあったので、ココを連れて行ったのですが、同じテーブルに5歳の女の子がいて、その母親が事あるごとに娘に怒鳴る! 例えば「なんでこの花をここに付けるの? 変でしょ! もっとよく考えなさい!」とものすごい剣幕。子どもが作っているんだから、好きなように作らせればいいじゃん。ココなんてカチューシャに「これでもか!」ってくらい花やリボンを付けまくってますよ。 その女の子がココのカチューシャを見ると、母親が「ちょっと、人のものは見ない! よそ見しない! 自分の作品作りに集中しなさい」といって、頭をバシッと殴った! なにも悪いことはしてないんだよ……。お店の女性スタッフも凍りついて無言。ココもビビってしまって、「とうちゃん、なんであの人怒ってるの?」と小声で聞いてきた。「あの子はなにも悪いことしてないんだよ。親が悪いんだよ。ココも見ちゃだめだからね」と小声で説明しました。 なぜこんなに怒っているのか? たぶんこの母親本人は、怒鳴っているという自覚はないのかも。わざわざカチューシャ作りに子どもを連れてきているわけだし、それなりに子どもの世話をしているのだろう。もしかしたら、軽く注意してるという感覚なのかもしれない。が、理由もなく怒鳴るのは違うよな。 オレは何度も「うるせー、外でやれ!」と怒鳴りたかったが、ココやほかの子どもがいたから我慢しましたよ。たぶんオレが怒鳴ったら向こうも怒鳴り返してくると思うんですよね。まさにモンスターマザー! 結局、ココも重い空気を読んで速攻でカチューシャを作り、「とうちゃん、できた! 早く行こ!」と急いで帰ってきました。ココに「あの人怖かった?」と聞くと、「うん、怖すぎるよ! あの子がかわいそう」。やっぱりなあ、あの母親のせいでココも嫌な思いをしてる。せっかく楽しくカチューシャ作りしてたのに、台無しですよ。やっぱり「人前で子ども怒鳴るんじゃねえ!」と言えばよかった。 翌日、ココが近所のお友だちと遊ぶことになり、2人でなにか作りたいというので、またカチューシャ作りのお店へ。この日は動物のアクセサリー作りをやっていて、ココも友達と作ることに。お店のスタッフに「昨日の怒鳴る母親、ひどくないですか?」と聞くと、「そうなんですよ、あんなに子どもに怒鳴る母親を見たことがないので、スタッフみんなで『あの母親はあり得ない!』と話してました。ご迷惑おかけしました」と謝られた。「いやいや、こっちも自分の娘が怖がってたのに注意できなかったことを後悔してまして。またどこかで同じような状況になったら、絶対に注意しようと決めましたよ。しかし、怒鳴られてた子どもはかわいそうでしたね」とスタッフに言うと、「お客さん(オレのこと)が帰られた後、あの子が泣き出してしまって……かわいそうでした」というじゃないか。泣いちゃったのか~、本当にひどいわ。 親を殴る子どもを見た時もそうだけど、なにも注意できませんでした。どうなんだろう? この顛末をママ友に聞いてみたら、やはり「なにも言えない」という意見でしたね。逆恨みされて自分の子どもになにかされたら、怖いという意見も。こういう状況に遭遇した時は黙って見ていることが正解なのか? オレとしては、子どもに殴られている親が助けを求めた時は、子どもに注意するかな。親がなにも言わずに殴られていたら、なかなか介入できない……。理不尽に子どもを怒鳴っている親を見かけた時は、「ほかの子どもが怖がるから向こうでやってくれ」くらいは言うことにしようと決めましたよ。それによって、自分が興奮していることに気付いて、親も怒りが収まるかもしれないしね。みなさんだったらどうしますか? 前のページ12 最終更新:2016/11/14 20:58 Amazon 突然、9歳の息子ができました。―42歳、バツ3、自己破産男の気ままな育児術 かかわるべき案件を見定めるのが難しい 関連記事 娘が小学生になって初の授業参観で、“授業中に歩き回る生徒”を目の当たりにして衝撃でした!ワークショップが好きな小1の娘のために、塾も兼ねた理科実験教室を体験してきました!「簡単には仲良くなれない」「○○の話はタブー」、3年間かけてわかったママ友・パパ友の作り方できることは増えたはずなのに、2歳も6歳も子育ての大変さは変わらない!?来春から通う公立小の説明会へ……お金持ちから庶民まで雑多な感じにワクワク! 次の記事 芸能界の豊胸疑惑をDr.高須が斬る >