【うわさの会見場から】

テレビ局はジャニーズの言いなり!? SixTONES記者会見、「SMAP解散」の質問自粛

2016/08/19 11:45
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「何も言えねぇ」って顔に書いてある

 14日未明に解散を発表したSMAP。報道が過熱した直後の15日には、ジャニーズJr.内グループ・SixTONESのジェシー、松村北斗、田中樹らが、映画『バニラボーイ トゥモロー・イズ・アナザー・デイ』完成披露試写会に登場し、囲み取材を行った。しかしその現場は、テレビ各局のSMAP解散報道に対する消極的な姿勢が、如実に浮き彫りになるものだったという。

「SMAP解散発表以降、ジャニーズタレントが出演する番組内でコメントすることはあったものの、囲み取材を受けるのは初とあってムービーは10社超え、スチールも30社以上と、大勢の報道陣が会場に詰めかけていました」(芸能ライター)

 しかし、それだけのマスコミが集まった囲み取材でも、SMAPに関する質問が出るような雰囲気はまったくなかったという。

「PRスタッフから『映画に関係のない質問をしたら、囲み取材は終了』というアナウンスがありました。質問者としてJr.の前に立ったのは、ジャニーズファンで知られる、駒井千佳子レポーターのみ。普段、質問に立つジャニーズ担当の記者たちも、後ろから会見を眺めているばかりだったので、ジャニーズ側から『質問をしていいのは、駒井レポーターのみ』と指定されたのではないかと思いました。しかも駒井レポーターは、メンバーたちに、投げキスをリクエストし、『(各カメラ)1台ずつ(投げキスが)ほしいよね?』とはしゃぎだす始末で、記者たちからはため息が漏れていました」(同)

 そんな囲み取材の終了間際、しびれを切らしたスポーツ紙記者が動いたというが……。

「ジェシーに対してSMAP解散の話が振られたものの、『すいません、ごめんなさい』と一度裏に下がったんです。それでも記者が裏側まで追いかけて、やっと『とにかくびっくりしました。それしかないです』というジェシーの発言を引き出しました。一方のテレビ局は、ジャニーズを恐れて、何も質問できなかった。この取材のためにクルーを追加したところまであったのに、質問者を制限されてそれに甘んじた上、肝心のSMAPコメントは拾えずという体たらくぶりでした」(同)


 これまで放送されている情報番組は、SMAP解散に関して、ほぼスポーツ紙を引用するのみ。今回の会見を通して、テレビ各局は“ジャニーズのいいなり”という事実があらわになってしまったようだ。

最終更新:2016/08/19 11:45
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