サイゾーウーマンカルチャースポットアラサーが触れるべきギャルマインド カルチャー 映画『黒い暴動♥』イベントレポート ガングロギャル映画『黒い暴動♥』、アラサー女子こそ“ギャルマインド”に触れるべき理由 2016/08/27 19:00 インタビュー ■ギャルが教えてくれる、“主観でしかない” という価値観 さらに、監督はBLACK DIAMONDの取材やギャル研究を通じて、彼女たちの刹那的な生き方に感銘を受けたという。今のギャルには「一生ギャルの格好をしたい」と思っている子はおらず、皆が「いつか辞める」と公言しているんだとか。それよりも“常に新しい存在”となるために、自分を更新し続けていきたいという気持ちを持っているといい、これこそが “ギャルマインド”なのかもしれない。 「例えば、『結婚すればゴール』『子どもを産めば幸せ』と思っていても、離婚したり子育てがうまくいかなかったりする人もいますよね。思い通りにいかないことだらけの中で、『こうすれば正解』といった結論はなく、結局は戦い続けるしかないんです。幸せを決めるのは本人の主観だけ。今の一瞬をどう生きるか、そしてそれが終わったら次の一瞬をどう生きるか、というギャルが持つ刹那的な目線は、この時代だからこそ必要なんじゃないかと思うんです」 イベントではBLACK DIAMONDが「別にギャルを目指そうと思ったことは一度もなく、やりたいことをやり続けたらこうなった。人目を気にして生きていたら、他人のための人生になってしまう」と語っていた。ギャルマインドは、悩みがちなアラサー女子に、新しい価値観を教えてくれるかもしれない。 (石狩ジュンコ) (C)2016『黒い暴動♥』フィルムパートナーズ ■関連情報 ・『黒い暴動♥』公式ホームページ ■公開情報 8/27~9/9 シネマスコーレ(名古屋)ほか全国順次公開中 8/28 内灘町文化会館(石川) ほか最新劇場情報はこちら 前のページ123 最終更新:2016/08/28 02:15 Amazon 『黒い暴動(小学館文庫)』 あたちの激推し「村上虹郎」も出てるわよ~ 関連記事 「LARME」女子とは何者か? ファッション、SNS、男性観に見る“新種のギャル”像セックス特集、安室奈美恵、秋葉原――「Cawaii!」元編集者が語る“ギャルブームの盛衰”ガングロギャル×女子大生が語る、「モテ」と「偏見」と「将来」――“同世代女子”座談会変容するギャル以降の女子カルチャー――消費を拒否、文化系オヤジを拒む女子の可能性『ギャルと不思議ちゃん』から“女子”“ガール”へ……女の子たちの戦争の果て 次の記事 Hey!Say!JUMP・知念侑李、初主演映画! 『金メダル男』の鑑賞券プレゼント >