サイゾーウーマン芸能テレビ視聴率『とと姉ちゃん』低迷予感させるワケ 芸能 『あさが来た』超えが期待される中 朝ドラ『とと姉ちゃん』、今世紀2番目の初回視聴率も……低迷を予感せざるを得ない理由 2016/04/17 10:00 NHK芸能ウラ情報高畑充希 『とと姉ちゃん part1―連続テレビ小説』(NHK出版) NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』(高畑充希主演/月~土曜午前8時~)が最高のスタートを切った。 初回視聴率は22.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で、2001年度後期『ほんまもん』(池脇千鶴主演)の23.1%に次いで、今世紀2番目の高い数字を記録。また、第1週(4月4日~9日)の週平均視聴率は21.7%で、今世紀最高視聴率(全話平均23.5%)をマークした前作『あさが来た』(波瑠主演)の第1週平均20.3%を大きく上回り、各日の視聴率は4日22.6%、5日22.2%、6日20.7%、7日21.5%、8日22.1%、9日20.9%で、全日大台超えでパーフェクトな発進となった。 これだけ視聴者の高い関心を示しただけに、『あさが来た』超えも狙えるのではといわれているが、本当に安泰なのだろうか? 一般的に、朝ドラの第1週の視聴率は、どの作品でも高い傾向にある。最近では、全話平均で20%に届かなかった『まれ』(15年度前期、土屋太鳳主演)でさえ、21.2%もあったのだ。『まれ』は第2週まで、20%超えをキープしたが、第3週で大台割れすると、その後はほとんどの週が10%台に終わった。 『とと姉ちゃん』の第1週は子役による演技であったため、ヒロインである高畑の出番は、ほぼなかったが、第2週より本格的に登場。ドラマの設定上、やむを得ないとはいえ、実年齢24歳の高畑が、高校の制服姿で演技するという、なんとも無理な状況となっている。 不安点がなくはない。西島秀俊や向井理といった主役級の俳優が脇を固める豪華キャストで臨んでいるが、主人公・常子(高畑)の父・竹蔵(西島)が第1週にして、早くも亡くなり、目玉が1つなくなってしまった。『無痛~診える眼~』(フジテレビ系/15年10月期)など、ここ最近主演した民放ドラマが不振の西島だが、中高年女性からの人気は健在だ。朝ドラの主たる視聴者は主婦層だけに、西島が消えたことで視聴率が下がってしまう可能性もある。 文句がつけようがないスタートを切った『とと姉ちゃん』だが、果たして、このまま順風満帆に進むのかどうか? 注目が集まる。 (森田英雄) 最終更新:2016/04/17 10:00 Amazon 『とと姉ちゃん part1―連続テレビ小説(NHKドラマ・ガイド)』 西島、おばちゃんファン大事にしてこ!! 関連記事 大島優子、『あさが来た』出演に「AKB偏重」と批判噴出! お色気グラビア&連ドラ不発の惨況AKB48、『あさが来た』人気に便乗! “波瑠版”ジャケット発売に「必死すぎ」の声NHK朝ドラヒロインの選考基準に異変!? 『べっぴんさん』決定の芳根京子は“安全策”朝ドラ『まれ』に噴出、過去作“寄せ集め”疑惑!? 「見たことある」シーン連発の真相ディーン・フジオカ、“右腕タトゥー”は死活問題!? 「一発屋俳優」になりそうな3つの理由 次の記事 ハレンチ写真流出の男性アスリート >