愛するほどに嫌われる母……

マドンナと敵対している息子ロッコが、インスタグラムの自己紹介欄に「オレはビッチの息子」!

2016/04/04 21:30
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ビッチという言葉を使うとは思えないほど、朴訥とした見た目のロッコくん

 昨年のクリスマス休暇にイギリスに住む父親ガイ・リッチー(47)のもとへ遊びに行った息子ロッコ(15)から、「ニューヨークにいる母親のもとへ帰りたくない」と裁判を起こされた歌手のマドンナ(57)。その後、マドンナも強制帰国の措置を訴えるなど泥沼化。裁判官は「今後、父親と暮らすにせよ、(養育権の取り決め通り)母親のもとに戻るべき」という判決を下したが、現在に至るまでロッコはマドンナのもとに帰っていない。

 息子に嫌われていると激しく落ち込んだマドンナは、幼かった頃の息子との写真をインスタグラムに投稿したり、コンサートで「息子への愛ほど強いものはない。これ以上話し続けたら泣きそう」と言い、「息子のために歌います」と熱唱したり、息子への愛をアピールしている。コンサートやイベントへの遅刻、コンサートでの飲酒疑惑といったトラブルを繰り返すほど情緒不安定になっているが、「これまで女王様のように振る舞ってきたツケ」と世間からは冷たい目で見られている。

 マドンナは、コンサートツアーが終わるとすぐに渡英し、自身のロンドンの家に滞在。しかし、ロッコは父親や継母、異母弟妹たちとモルディブ旅行に行ってしまったため、すれ違いに。マドンナは、弁護士を交えずにガイとロッコの3人だけで話し合うことを提案するなど最大限歩み寄っているようだが、ロッコは拒否し、打つ手がない状態だといえる。

 このように息子からの愛を取り戻そうと必死のマドンナだが、ロッコからひどい言葉を突きつけたられた。ロッコが4月3日ごろ、自身のインスタグラムのアカウントの自己紹介文に「son of a bitch」とつづったのだ。

 「son of a bitch」とは、スラングで「クソ野郎」という意味。日本でいう「オマエの母ちゃんでべそ」に近いニュアンスだが、それよりも屈辱的な言葉として捉えられている。しかし、ロッコの場合、自分を「クソ野郎」と言いたいわけではなく、文字通り「オレはビッチの息子」、つまりマドンナをビッチと言いたかったものとみられている。


 実はロッコ、今年1月にマドンナが自分の写真をインスタグラムに投稿したことに大激怒し、すぐさまマドンナをブロックした。その写真は、ロッコがツインテールをしていたもので、思春期の彼は笑いものにされたという思いが強かったのかもしれない。

対象喪失の乗りこえ方 ~別れ、失恋、挫折の悲しみを引きずらないために~