サイゾーウーマン芸能テレビ視聴率冬ドラマは大爆死オンパレード!? 芸能 夏枯れならぬ“冬枯れ”! SMAP・草なぎ剛『スペシャリスト』だけ2ケタキープ! 冬ドラマは“大爆死”オンパレード 2016/02/28 11:45 SMAP芸能ウラ情報視聴率 『スペシャリスト』(テレビ朝日系)公式サイトより ゴールデン・プライム帯の冬ドラマは折り返し点を迎えた。前評判が高い話題作も多かったが、始まってみれば、季節同様、実に“お寒い”状況。初回から、視聴率2ケタ台をキープできているのは、SMAP・草なぎ剛主演『スペシャリスト』(テレビ朝日系/木曜午後9時~)だけの惨状だ。 『スペシャリスト』はSMAP解散騒動の余波もあり、初回17.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)の高視聴率でスタート。第2話以降、15%を超えることは一度もないが、安定した視聴率で推移。冬ドラマではトップを独走している。 KAT‐TUN・亀梨和也主演の『怪盗 山猫』(日本テレビ系)は、初回14.3%の好スタート。亀梨は2013年10月期、同じ日テレ「土9」枠の『東京バンドワゴン~下町大家族物語』で全話平均7.1%と大爆死したが、『山猫』は第4話まで2ケタを維持。第5話で7.9%と急落してしまい、第6話では12.4%と巻き返しをみせたが、今後どう推移するか? 堀北真希主演『ヒガンバナ~警視庁捜査七課~』(日本テレビ系/水曜午後10時~)は、10~11%台をキープしていたが、第6話にして8.7%と1ケタ台に陥落し、連続2ケタの記録がストップしてしまった。第6話までの平均は10.4%で、全話平均で2ケタを保てるかどうか気になるところ。 『ヒガンバナ』の裏で放送されている『フラジャイル』(TOKIO・長瀬智也主演/フジテレビ系/水曜午後10時~)は、第2話と第3話で10.0%をマークしたが、あとは1ケタ台。第6話は9.2%と自己ワーストだったが、『ヒガンバナ』の自滅により初勝利。「水10」対決は、日テレの圧勝続きだっただけに、『フラジャイル』は健闘している方だ。 よもやの苦戦をしいられているのが、有村架純と高良健吾のW主演となったフジテレビ月9ドラマ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(月曜午後9時~)だ。初回は11.6%だったが、第2話で9.6%と1ケタ台に転落。第4話、第5話では、2週連続で8%台を記録してしまった。第6話までの平均は9.9%で、このまま上昇気流に乗らなければ、月9としては屈辱の全話平均1ケタ台で終わってしまう可能性が出てきた。 日テレ系の日曜ドラマ『臨床犯罪学者 火村英生の推理』(斎藤工主演/日曜午後10時30分~)は、初回こそ11.1%だったが、第2話以降は1ケタ台に低迷。第6話では7.5%まで落ち込んだ。ここまでの平均は9.5%で、数字が下降傾向にあることも踏まえると、全話平均で2ケタを超えるのは厳しい情勢か。 草なぎ主演ドラマが好調であるのに対して、同じSMAPの香取慎吾主演『家族ノカタチ』(TBS系/日曜午後9時~)は大苦戦。初回からいきなり9.3%と1ケタ台のスタート。第3話では10.3%と初の2ケタをマークしたが、第5話、第6話は8.6%と低迷しており、平均で2ケタに乗せるのは難しそうだ。 視聴率は良くはないが、ドラマの評価は上々で健闘しているのが、深田恭子主演『ダメな私に恋してください』(TBS系/火曜午後10時~)。そもそも、TBSの「火10」枠は惨敗が続いていたが、同ドラマは8~9%台で推移。準主役のディーン・フジオカ人気もあって、第6話にして、初の2ケタ台(10.1%)を記録。ここにきて、数字が上向いているだけに、今後に期待が持てる。 そのほかは、視聴率的には“負け組”ドラマのオンパレード。広末涼子&内田有紀W主演の『ナオミとカナコ』(フジテレビ系/木曜午後10時~)は初回から、7~8%台が続いている。キャストの弱さもさることながら、ドラマのテーマがDVで、殺人シーンも繰り広げられるとあって、視聴者からは「暗い」という印象のようだ。第6話までの平均は7.9%で、前期の『オトナ女子』(篠原涼子主演)の全話平均8.7%を下回りそうな気配も。 まさかの惨敗となったのが、話題作の1つだった『わたしを離さないで』(綾瀬はるか主演/TBS系/金曜午後10時~)。テーマが「臓器移植」とあって、視聴者から「重い」との評が多い。初回から6.2%と大不振で、最高で7.7%(第3話、第5話)。上向く気配はまったくなく、“視聴率女王”綾瀬主演ドラマとしては、あり得ない爆死で終わりそうだ。 遠藤憲一&渡部篤郎W主演の『お義父さんと呼ばせて』(フジテレビ系/火曜午後10時~)は、初回こそ9.6%だったが、第2話では6.2%と急降下。第5話では4.7%と、5%を割り込んでしまった。遠藤も渡部も演技派俳優で、評判も決して悪くはないが、この2人はともに脇役で光るタイプで、主演となると正直厳しかったようだ。 テレビ東京の『警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~』(小泉孝太郎主演/金曜午後8時~)は、初回7.0%、第2話8.3%、第3話5.4%、第4話6.8%、第5話5.9%、第6話6.9%と推移。2%台に落ち込むこともあるテレ東のドラマとしては大健闘といえる。主役の小泉は、『下町ロケット』(TBS系)で初の悪役を演じ、評価を高めたのが功を奏したか。 ここまで、低調ぶりが目立つ冬ドラマだが、後半は巻き返しを図って、視聴者を楽しませてほしいものだ。 (森田英雄) 最終更新:2016/02/28 11:45 Amazon 『ドラマスペシャル「スペシャリスト」[Blu‐ray]』 メリーさんの歯ぎしりが聞こえてくるよ 関連記事 綾瀬はるか“香里奈”超えの大爆死、広末ドラマはフジ最下位! 1月期ドラマ初回ランク『恋仲』大コケ、『デスノート』『ど根性ガエル』も1ケタ視聴率! 各局ドラマが爆死のワケ有村架純、月9『いつ恋』2ケタ復活も「ウザい女」「感情移入できない」と視聴者から総スカン堀北真希『ヒガンバナ』、8.7%で1ケタ陥落! “新婚後初主演”なのに爆死コース?ディーン・フジオカ、バラエティ出演で脅威の高視聴率連発!! ブレークは“ホンモノ”か? 次の記事 ディーン、すばるらタトゥー芸能人 >