サイゾーウーマン芸能テレビ視聴率『恋仲』はじめ各局ドラマが爆死のワケ 芸能 全局うだつがあがらない 『恋仲』大コケ、『デスノート』『ど根性ガエル』も1ケタ視聴率! 各局ドラマが爆死のワケ 2015/07/24 18:00 芸能ウラ情報視聴率月9 『恋仲』(フジテレビ系)公式サイトより 7月クールの民放ドラマが軒並み惨敗ムードだ。象徴的なのはフジテレビの看板枠である「月9」ドラマ。主演・福士蒼汰、ヒロイン・本田翼の『恋仲』は20日の初回放送で視聴率9.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と“大爆死”。月9史上初の1ケタスタートとなってしまった。 原因については、かねてより不安視されていた主要キャストの地味さ、本田の演技力の弱さがささやかれているが、それ以前にお茶の間のドラマ離れが根底にあるだろう。フジでは『恋仲』のほか、“棒演技”が話題のEXILE・AKIRA主演の『HEAT』が2話目で3.9%まで落ち込み、早くも打ち切り危機に瀕している。 目下、視聴率三冠王を独走中の日本テレビでも、人気コミックを連ドラ化した『デスノート』が初回放送で16.9%を叩き出すも、続く第2話で12.3%と大幅下落。19日放送の第3話で8.7%の1ケタ台に追い込まれた。同様に松山ケンイチ主演の『ど根性ガエル』(日本テレビ)も初回13.1%の好スタートから、18日放送の第2話で8.5%に落ち込んだ。 「各局、ドラマが伸び悩む中で日テレだけがロケットスタートを切り、局内はお祭りムードだった。ところが2話での落ち込み方がひどくて、一気にお通夜状態になっているようです」(テレビ関係者) また、女優・杏が主演を務める人気シリーズ『花咲舞が黙ってない』(日本テレビ系)は、8日の初回放送で14.7%を叩き出したが、やはりこちらも15日放送の第2話で12.9%と数字をわずかに落とした。しかし、第3話で14.7%に数字を戻し、日テレの“最後の砦”となっている。 「いつの時代も2話目の視聴率は悪いが、各局ここまで落ち込むのは聞いたことがない。ドラマ離れが顕著になっている。録画で見る人が増えている中、視聴率という概念も時代遅れかもしれない」(同) テレビを中心としたマスコミ業界は旧態依然とした会社が多く、村社会的だという指摘も聞こえてくる。 「テレビ局の常識は一般社会の非常識と言われるほど。編成会議も古くからの手法で、時代の移り変わりについていけていない。フジは80年代のトレンディードラマ路線で勝負しているが、一体どこをリサーチしたらその結論に達するのか。これからの時代、異業種から積極的に人材を登用することが求められる」(プロモーション会社社員) ドラマだけではない。バラエティ番組も視聴率低下が叫ばれているだけに、根本的に組織を改めない限り、フジを始め各局のドラマ不作は今後も続きそうだ。 最終更新:2015/09/07 18:10 Amazon 『地デジ録画裏ワザマニュアル―録画した番組を無制限コピー!! (COSMIC MOOK)』 『渡鬼』新シーズンやってくれたら茶の間は絶対見るぜ? 関連記事 『デスノート』『花咲舞』『ど根性ガエル』がトップ3、月9『恋仲』惨敗! 夏ドラマ初回視聴率福士蒼汰『恋仲』、初回9.8%の大爆死! 月9史上“異例”の1ケタスタートに「予感してた」井上真央『花燃ゆ』、9.9%に転落……3度目の1ケタ記録に「一番盛り上がるところなのに」フジ新番組、1ケタ視聴率が止まらない! 『ひろいき村』『なるほどレストラン』ら爆死中ダウンタウン、視聴率1ケタ続きで“打ち切り”! 松本人志番組も「自殺行為」 次の記事 ミスターストイック・東山、徹子に助言 >