サイゾーウーマンコラム仁科友里「女のための有名人深読み週報」川本真琴に見る不安定な人の思考回路 コラム 仁科友里の「女のためのテレビ深読み週報」 川本真琴は、なぜTwitterで交際宣言したのか? SNSに見る“不安定な人”の思考回路 2016/02/04 21:00 狩野英孝川本真琴女のためのテレビ深読み週報 しかし、その後に「私の彼氏を取らないでください」と重大なオチを披露。三角関係であることをほのめかした。そんなの彼氏と相手のオンナに直接言えよという話だが、これが「不安」な女の典型的な行動なのだ。「不安だから、共感を第三者に求めて、自分を鼓舞する」のである。川本の彼氏はお笑い芸人の狩野英孝といわれているが、本当に彼氏なのか、二股なのかという真偽は別として、自分との関係を突然暴露する女は、男性側にとって脅威でしかないだろう。 SNSとの距離の取り方は、難しい。娯楽だと思いこんでいるが、実は依存しているという可能性は少なからずある。とりあえず言えるのは、プロ彼女(芸能人として活動していた時期もあるが、現在は一般人。当時のコネを駆使して、芸能人、有名人としか付き合わない)と呼ばれる恋愛猛者たちは、「SNSをやっていない」という特徴があることだ。有名人との交際中、うれしいことも、つらいこともあっただろうが、そういった「不安」を管理して、「黙っていられた」ことが、彼女たちの強みと言えるだろう。 「沈黙は金、雄弁は銀」ということわざがあるが、「黙っている」ことは不安を増やさないだけでなく、人からの嫉妬もかわせる利点がある。いいことがあった時ほど、黙っておく。他人に自分をさらすことに抵抗がない時代だからこそ、「隠すこと」が重要であり、黙っていられない時点で、川本はこの恋愛において“負け”なのではないかと思うのだ。 仁科友里(にしな・ゆり) 1974年生まれ、フリーライター。2006年、自身のOL体験を元にしたエッセイ『もさ子の女たるもの』(宙出版)でデビュー。現在は、芸能人にまつわるコラムを週刊誌などで執筆中。気になるタレントは小島慶子。最新刊は『間違いだらけの婚活にサヨナラ!』(主婦と生活社)。 ブログ「もさ子の女たるもの」 前のページ12 最終更新:2016/02/04 21:00 Amazon 『The Complete Singles Collection 1996~2001』 狩野英孝の女、2人見つかると30人はいるはず 関連記事 中村昌也、「夫婦は合わせ鏡」という真実を教えてくれる“オレサマ”な一面ベッキー、ゲス乙女・川谷との不倫LINEに見る“無理やりポジティブ”という暗い素顔高橋真麻と馬場典子の外食エピソードに見る、“食通の女”が男から嫌われてしまうワケ藤原紀香、愛之助との交際宣言ブログから漏れ出た「私ってロイヤル」な自意識ヒロミの“愛妻家キャラ”はなぜ賢いのか? 坂上、有吉、マツコら毒舌タレントとの違い 次の記事 SMAP・中居、不幸続きの身辺 >