"噂の女"神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第300回】

ジャニーズ御用達マスコミ「女性セブン」が、工藤静香と飯島氏の“因縁”を報じる意味

2016/01/26 21:00

 そして乱発されるのが「絆」「結束」「感謝」「再出発」という言葉だ。上っ面な言葉と文章の羅列。そして最後をこう結ぶ。

「もう禊は済んだ」「これからいい意味で新しいSMAPが見られるかもしれません」

 本気でそんなことを思っているのか? 事務所側は「処分はない」などと言っているが、しかしそれは表向きにすぎないことなんて、歴史ある芸能誌である「自身」がわからないはずがない。

 ちなみに騒動特集の後には、キムタク擁護のブログを書いたファン女性を“神ブログ”として絶讃し、一方の中居に関しては預金100億円説を追うという、わかりやすく、いやらしい記事も掲載していることを報告したい。今回のSMAP解散騒動で3誌の中で最も内容も芸も気概もなかったのが「自身」なことは確かだ。

 果敢にもトップ特集からSMAP記事を外した「週女」が持って来たのが宇多田ヒカルの復帰ネタだった。4月スタートの朝ドラの主題歌を宇多田が担当することが発表されたが、そんな宇多田が復帰で頼ったのが絶縁したはずの父親・照實だった。ニューアルバムも発売が予定されているというが、かなり“憶測”気味なのは否めない。


 来週あたり、宇多田追っかけには定評のある「自身」あたりがひっくり返しそうな予感が。

最終更新:2016/01/26 21:00
『メディアコントロール―日本の戦争報道』
2TOPの本当の関係性は結局当人たちしかわからない