AACクリニック銀座・浜中聡子院長インタビュー

女も薄毛に悩む時代 女性専門頭髪外来の女性医師に聞く、髪のアンチエイジング

2016/01/20 15:00

――食事や睡眠などのほかに、毎日できるセルフケアというと、どのようなことが挙げられるのでしょうか?

浜中 正しい方法でシャンプーして、よくすすいで、よく乾かすことです。自然乾燥は常在細菌が繁殖しやすくなり、かゆみやニオイのもとにもなりかねないので、ドライヤーで乾かすことをおすすめします。

シャンプーの選択方法については、誰にでも合うシャンプーは存在しないため、一概にはお話しできませんが、洗い上がりや頭皮の状態、髪の毛の状態をみて、ご自身に合うものを選んでいただくのがベストです。

――白髪を改善することは可能なのでしょうか?

浜中 残念ながら、現時点では白髪の治療は困難です。白髪にならないように気をつけられることがあるとしたら、鉄分や銅、亜鉛などのミネラルをしっかりとるということだと思います。しかし、それらの栄養素を摂取したからといって必ずしも白髪にならないとはいえませんし、薄毛や抜け毛以上に、白髪は遺伝的な傾向が強いようです。
(橋本真澄)


浜中聡子(はまなか・さとこ)
AACクリニック銀座院長。北里大学医学部卒業、国際医療福祉大学熱海病院精神科・講師などを経て、AACクリニック銀座院長に就任。国際アンチエイジング医学会(WOSAAM)専門医や米国抗加齢医学会(A4M)専門医、米国先端医療学会(ACAM)専門医、日本抗加齢医学会専門医など数多くの資格を持つ。AACクリニック銀座は「健康と美の調和」をコンセプトにしたクリニック。女性専門頭髪外来のほかにアンチエイジング外来も開設されている。
・AACクリニック銀座

最終更新:2016/01/25 16:34
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