マドンナの精神的加齢がキツい!?

さすがのマドンナもショック! 長男ロッコが「父親と一緒にロンドンに住みたい」と提訴

2015/12/25 19:05
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マドンナの息子とは思えぬ、純朴さを持つロッコ

 57歳となったいまでも、コンサートツアーや楽曲制作と精力的に活動しているマドンナ。彼女の活力源となっているのは4人の子どもたちなのだが、15歳の長男ロッコがマドンナに反旗を翻した。

 ロッコは、2番目の夫である映画監督ガイ・リッチーとの子。マドンナとガイは1998年に交際を始め、ロッコが誕生した4カ月後の2000年12月に結婚した。その後も、一緒に仕事をしたり、06年には養子デービッドを迎えたり、夫婦円満かと思われていたが、08年12月に離婚。ロッコとデービッドとの親権は共同で持ち、子どもたちは、ガイが住むロンドンと、マドンナが住むニューヨークを行き来する生活をスタートさせた。

 ガイはその後、モデルのジャッキー・エインズリーとの間に2人の子をもうけ、今年7月に挙式。安定した温かい家庭を築き上げている。

 ロッコは、今年の感謝祭休暇をマドンナと一緒に過ごした代わりに、クリスマス休暇はガイと過ごすことになっており、現在イギリスでガイの新しい家族と一緒にいる。クリスマス休暇が終われば、ニューヨークのマドンナの元に戻る約束になっていたのだが、ここにきて「ニューヨークには帰らない。イギリスで父と一緒に暮らす」と言いだした。

 マドンナは、恐らく電話越しに説得したのだろうが、息子の気持ちは変わらず。ロッコは12月21日、ロンドンの裁判所に「ニューヨークには帰りたくない」という訴えを起こし、なにがなんでもマドンナの元には戻らないという態度を見せるように。このままだと押し切られると焦ったのか、マドンナも強硬手段に出た。


 米大手紙「デイリー・ニューズ」によると、マドンナは23日にマンハッタンの最高裁判所に現れ、「息子が約束を守らず、イギリスの父親と一緒に暮らしたいと言っている」と訴え、強制帰国の措置を求めた。裁判にはガイの弁護士も出廷し、「ロッコ自身が、ニューヨークには戻りたくないと、はっきり意思表示したんです」と証言。ガイの弁護士とマドンナ、両方の主張を聞いた裁判官は、「ロッコは、母親であるマドンナとじっくり話し合ってから、どこに住むのか決めるべき」「ロッコがニューヨークに戻ることを命じる。父親と一緒に住みたいのなら、母親の元に戻って、しかるべき手順を踏むべき」との判断を下した。

 ロッコが、なぜマドンナと一緒に暮らしたくないのか、はっきりとした理由は明かされていない。しかしアメリカの複数のメディアでは、彼は数カ月にわたるマドンナのワールドツアーに同行しており、移動ばかりで、なおかつ母親べったりの生活に嫌気が差したという説が有力。

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