サイゾーウーマン芸能男性タレント元新選組リアンが語る挫折から得た物 芸能 インタビュー “消えたヘキサゴンファミリー”は今――元新選組リアン・森公平が語る「紳助引退の挫折」で得たモノ 2015/12/05 15:00 インタビュー新選組リアン森公平 ――紳助さんの引退に際しては、相当ドタバタだったのでは? 森 発表の前日に事務所の方から聞きました。実は会見当日、新選組リアンはライブが入っていて、ほかのメンバーは本番直前に「これから紳助さんが引退会見を開く」といきなり聞かされたんですよ。その日の打ち上げは、最悪の雰囲気でしたね(笑)。 紳助さんについて行けば大丈夫と思っていたので、正直「なんでだよ!」とは思いました。引退後しばらくして、紳助さんから「いきなりスマンな。もう面倒見てやれんけど、いつまでも応援するで」とメールが来て、その後、落ち着いてからは連絡も取るようになり、最近でもたまに飲みに連れて行ってもらっていますよ。 ――その後、新選組リアンは活動継続の道を選んだものの、14年に解散しました。 森 12年に事務所から「もう契約の更新はできません」と通達され、もう引退していた紳助さんに相談したところ、吉本興業に「面倒見てやってくれ」と口添えしてくれたんです。でも、そこから本当の挫折を味わうことになった。当時は「やっと自分たちの好きなようにできるんだ!」という思いもありましたが、実際にはうまくいかないことの方が多くて、そこで初めて「今まで自分たちは周りの人間に助けられていただけ」ということがわかりました。採算が見込めないからと、CDリリースさえできない状態だったんです。 ――新選組リアンにとっても、紳助さんは必要不可欠だったということでしょうか? 森 結局、紳助さんの発案ありきのユニットだったんです。ライブは毎月必ずやって、何とか食っていけるくらいのギャラはもらっていましたが、各メンバーとの方向性の違いや確執もどんどん広がって……。僕は「新選組」ということで和のテイストを押し出したかったんですが、あるメンバーは「ロック色を打ち出したい」とか、「もっとジャニーズっぽい感じにしたい」とか。紳助さんがいなくなってしまったことで、完全に方向性を見失っていました。紳助さんがいた頃にはZeppツアー(Zepp 東京の最大キャパシティは約2,500人)も開催したんですが、その後、動員がどんどん減っていき、200~300人くらいのライブハウスに。多分、ファンの方にも「こいつらブレてんな」っていうのが伝わっていたんだと思います。 ――現在は、どのような活動をしているんでしょうか? 森 今年から本格的に役者をやっています。出演した舞台で「やるべきことはこれだ」と思い、今は、バーでアルバイトもしながら、役者として食っていけるよういろいろ動いている状態ですね。来年は映画に出演できたらと考えています。 挫折で得たものは、人生の厳しさを知ったこと。でも、短期間で何度も挫折があったからこそ、ゼロから再スタートできたんだと思います。とりあえず、「僕はまだいるよ!」ということを知ってもらえたら。それに、デビューしてから6年間、ずっと応援してくれるファンの方もいるので、その方々のためにも、芸能界で頑張っていきたいと思っています。 森公平(もり・こうへい) 1988年生まれ。2009年、『人生が変わる1分間の深イイ話』(日本テレビ系)の企画から、新選組リアンの一員としてデビュー。現在、よしもとクリエイティブ・エージェンシーに所属し、役者業を中心に活動している。 ・オフィシャルブログ 前のページ123 最終更新:2015/12/05 15:00 Amazon 『男道』 紳助~! 森くんいい男に育ってるよ!! 関連記事 KAT-TUN・NEWS・Hey!Say!JUMP……ジャニーズを辞めた“元アイドル”たちの現在高部あいだけじゃない……消えた“名門コンテスト出身”グラドルたちの衝撃の現在DA PUMP「イオンモールツアー」、鈴木蘭々「すっぴん写真に苦言」! あの人は今……高岡蒼佑が改名、波田陽区は“狂気”イラスト、マロはBL進出……あの人は今、迷走中!野久保直樹「EXILE化」、賀集利樹「パワスポに傾倒」――迷走する消えたイケメン俳優 次の記事 いつお受験の準備を始めるか、教えます! >