サイゾーウーマンカルチャー多国籍の人が暮らす「いちょう団地」 カルチャー 日本にいながらアジアを満喫できる輸入食材店めぐり3 ベトナム、ラオス、カンボジア……多国籍の人が暮らす神奈川県最大の公営「いちょう団地」 2015/12/05 17:00 ベトナム横浜 ■まるで市場!? コンテナの中にあった在日ベトナム女性たちの楽園 コンテナのような店構えの「アジア食材 タンハー」 そして、最後に訪れたお店が「アジア食材 タンハー」。金福がある通りをまっすぐ歩いて5分ほどの場所に唐突にあるコンテナのようなナゾの建物。思わず周りを1周してしまったが、看板が出ていた通り沿いの入口から中へ入ると……なんとも楽しそうな笑い声が聞こえてきた。 店内の様子 入って、驚いた。ものすごい活気で、ベトナムの市場みたい。店内にはベトナム食材がきれいに整頓されて並び、中央には食堂スペースがドカンとあり、ベトナム人女性たちがおしゃべりしながらお客さんの接客をしたり、イスに座って、野菜の皮を剝いていたりと、とにかく楽しそう。残念ながら、オーナーは現在ベトナムに出張中で、詳細はわからなかったが、5年ほど前にオープンしたばかりだそうで、ベトナム人のお客さんが入れ代わり立ち代わりやってきて、地元民の憩いの場になっている感じが伝わってくる。 ベトナム料理には欠かせない、強烈な発酵臭を漂わせるえびみそ フォー用スープの素。鶏、牛肉、豚があって、便利 辛そうな調味料 わたしがお邪魔すると、お店にいたベトナム人のおばちゃんが、「いいカメラ!」と興味津々で近寄ってきて、お茶まで出してくれた。うわぁ~、居心地がいい。料理メニューを見せてもらうと、ラーメン類が600円ほどとお手頃で、チェー200円、パッションフルーツドリンク300円、ベトナムコーヒー300円などのカフェメニューも充実していてテンションが上がる。おしゃれなベトナムカフェは、東京や横浜の街に結構あるかもしれないが、こんなに現地らしい食堂風の場所で、ベトナムスイーツやドリンクが頼める場所は貴重な気がする。こんな店が横浜のはずれにあったとは。訪れるのはなかなか大変だが、再訪したくなるほど魅力的だ。 [住所]神奈川県横浜市泉区上飯田町3050 というわけで、アジアを感じる食材屋めぐりは終わり。あちこち訪れてわかったことは、外国人街はたくさんお店が並んでいる訳ではなく、ほとんどの場合は街に1、2軒あるのみ。ずらーっと外国のお店が並んでいる……というような過度な期待はせず、1軒を訪れて、その店のスタッフや、やってくるお客さんとの交流を楽しみながら、食材を選ぶといいかもしれない。それでは! (上浦未来) 前のページ12 最終更新:2015/12/08 14:26 Amazon D21 地球の歩き方 ベトナム 2015~2016 インスタントカンタン! 関連記事 エイベックス松浦勝人、尊敬する人は杉良太郎? 杉夫妻と業務提携「ヤリたいだけの女」を高らかに宣言した、岩井志麻子の『チャイ・コイ』外国人研修生=社長のセックス要員? ブラック企業の知られざる<黒の社則>戦争のため? スピリチュアルのため? セレブが養子を迎える理由とは「1億3千万人全員で売名を」杉良太郎、4年目の3.11東日本大震災に響く言葉 次の記事 鼻の毛穴を削る、焼く!皮脂対策の死闘 >