サイゾーウーマンコラム神林広恵「女性週刊誌ぶった斬り」元SMAP・森、生じる“縛り”とは コラム "噂の女"神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第287回】 元SMAP・森且行、ジャニーズから自由になっても解放されない“縛り”とは 2015/10/21 15:30 SMAP森且行女性週刊誌ぶった斬り 「女性自身」11月3日号(光文社) 下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る! 「週刊文春」(文藝春秋)編集長が春画を掲載したことで3カ月の“強制休養”を言い渡されたが、同じく春画を掲載した「週刊ポスト」(小学館)「週刊現代」(講談社)「アサヒ芸能」(徳間書店)「週刊大衆」(双葉社)がわいせつ図画頒布罪に当たる可能性があるとして警察から口頭注意を受けていたことが明らかになった。「ポスト」「現代」は一連の“死ぬまでセックス”記事関連で同様の注意を受けているが、春画もそれと同様に扱われたということだ。大英博物館でも春画企画が行われ、世界でも高く評価されているが、文化的にも落ち目な日本なのか……。 第288回(10/16~20日発売号より) 1位「総力追跡ワイド 本誌2700号を彩ったあのスター27人はいま!」(「女性自身」11月3日号) 2位「鈴木浩介&大塚千弘の“キューピット”になっちゃった一方で…東山紀之弟分V6坂本から相談受けていた複雑胸中」(「週刊女性」11月3日号) 同 「鈴木浩介 蒼井優も仰天必死!?大塚千弘といちゃいちゃ&デレデレ野菜売り場は『2人の世界』」(「女性自身」11月3日号) 3位「DAIGO『竹下一族は絶やさない!』自民党から熱烈オファー」(「週刊女性」11月3日号) ※「女性セブン」」は合併号休み 「女性自身」が今号で2700号目を達成した。1958年の創刊だから57年で2700号! ここ10年ほど多くの雑誌休刊が相次いだ中で、よく持ちこたえた。なぜ2700という中途半端な数字で、しかも表紙にまでデカデカと謳うのかという疑問はあるが、とにかくおめでとう! ということで、今週はこの2700号記念特集に15頁が割かれているし、「セブン」もお休みということで、必然的に「女性自身」版“あの人は今”がトップだ。 その筆頭に登場するのが元SMAPでオートレ−サーの森且行だ。長らく森くんの存在自体がタブーとなっていた芸能マスコミだが、SMAP脱退から20年近い時を経て、メンバーたちもテレビで森くんの話をするなど、時代は変わった。「自身」が堂々と森くんを取り上げるのもまた、記念号としては感慨深い。 そんな森くんだが、選手としては最上級のS級で生涯年収は5億円を突破しているという。現SMAPの年収は推定2億(草なぎクラス)~6億円(中居クラス)といわれているが、しかし5億円でもすごい。 今でも電車で通勤しているという堅実派だというが、しかしちょっと悲しかったのは「自身」が直撃した際の森くんの反応。申し訳なさそうな表情で、「すみません。広報を通してください」「話せないんですよ。ごめんなさい」と繰り返したらしい。 オートレースを主催するJKAの広報担当としての顔も持つ森くんだが、ジャニーズという“縛り”から解放されても、今も組織の“縛り”からは自由でない。芸能人同様の対応は、ちょっと悲しいエピソードでもある。 12次のページ Amazon 『SMAPに会いたい!(上) 木村拓哉・稲垣吾郎・森且行』 関連記事 SMAPは「ベストフレンド」! 脱退18年、森且行がトークショーで語った“大切な存在”今では良き思い出? SMAPの嫌いな芸能人&揉めた芸能人を総括オートレーサー・森且行、12年目の告白 「まだ1番じゃない。負けるわけにいかない」松居一代、友人・北斗晶の病にかこつけて“自己アピール”! 芸能界流“友人”の売り方フィギュア・小塚祟彦の実父、“強制わいせつ”裁判を報じないメディアの弱みと計算