「意識高い系www」と語る刺客が参上! 「AneCan」が“残念な自分”に気付き始めた?
■両極端な意見も困りもの
今号はイタイ女の目を覚まさせるキャンペーンなんでしょうか。「男を見る目」についての企画「男を見る目は磨いちゃダメ、洗うべし…!!『男を見る目』がほしいんですけど!」というページがありました。目を洗う……? 小林製薬「アイボン」のこと?
と、そこへ登場したのは、“月100万人の女性が訪れる恋愛ポータルサイト”主宰のぐっどうぃる博士。どうやら「目を洗う」とは、自分自身の曇った目を洗うということらしいです。洗っていただきましょう、ぐっどうぃる博士に! 博士は言います。「まだ冷静なうちに、今後50年不幸にならないという視点で最低限の基準を認識しておかないと、結婚で失敗します」と。愛とか恋とかにうつつを抜かしている場合ではないぞ、結婚50年、早まるな、と。
相手のスペック面を気にしすぎる女子には、結婚を大学受験や就職試験に例え、「受かったところがベストな選択」と、身の程を知れと伝えてきます。実に合理的です。そんな合理的なぐっどうぃる博士とは正反対に、次ページで北川悦吏子さんは「30歳で私自身が結婚したとき、一点だけ気をつけたのは、とにかく自分が好きな人と結婚しようと決めたこと」と、かっこいい女を目指している女が言いそうなことをサラリと。前髪でも搔き上げながら言ってそう!
そして、「妻との二人三脚で大活躍の愛妻家」遠藤憲一さんも男目線からのアドバイスを。「遅咲きだっていい。自分の“時”を待つ」。いや……、棺桶に片足突っ込んだ時に「待っててもダメだった」って気づく可能性もあります。この北川さん、遠藤さんのアドバイスはつまるところ、「とにかく何が何でも自分を信じろ」ということですよね。やはり第一線で活躍している人の言葉は、吹っ切れていますね。切れる強いメンタルと経済力、そして運ですかね……。筆者、足りないものだらけです!
(白熊春)