サイゾーウーマンカルチャー女性誌レビュー「ar」のモテ特集がおフェロメイク禁止で空中分解 カルチャー [女性誌速攻レビュー]「ar」9月号 「本能に従え」と説く「ar」のモテ特集、「男はやっぱりコンサバが好き」と矛盾した方向に…… 2015/08/29 16:00 女性誌速攻レビューar 「ar」2015年9月号(主婦と生活社) 今月の「ar」(主婦と生活社)は「モテ特集」。「モテ」といえば「ar」にはどぶろっくがいるじゃないですか。どぶろっくが“モテるセクシー”について赤裸々に語る、誰得連載「どぶろっく師匠の“モテセク”論」。今月号の第6回にして最終回となりました。今回のテーマは「俺のフェチ談」とのことで見てみますと……、 「俺の大好物は……太もものつけ根の手前で一度膨らむところ」 「女の子のリクルートスーツって大好き。(中略)“何だそのイヤらしい腰まわりは、肉づきは!”とツッコミたくなる」 「女の無防備に開いた首元ってグッとくる。(中略)アクセサリーがついてたら…それはそれでよし! その場合は、AVでよく見る裸にネックレスだけつけて…、っていうパターンに妄想チェンジ」 などなど気持ち悪いことばかり書いてあったので吐き気がしました。どぶろっくじゃなくてイケメンの爽やか青年だったらドキドキしちゃうのかな、と思って妄想してみましたが、やっぱり気持ち悪かったです。最後の最後までこの連載の存在意義がわかりませんでした。さよなら、どぶろっく。 <トピックス> ◎YES! WE ARE 雌ガール! ◎鈴木えみ ひとりMOTE天国 ◎信沢Hitoshi コレ、モテるっしょメイク!!! ■コンセプトが5年ほど古い…… モテを語る前に、まず「YES! WE ARE 雌ガール!」というページを見てみましょう。「ar」の象徴である「雌ガール」の定義をここで再確認しています。 「せっかく“雄”と“雌”っていう役割があるんだもの。『アナタが欲しい!』って思うオンナ(=雌)の欲望には忠実でいる方が、断然心地イイ(中略)自由で伸びやかに本能のままに」 「ポジティブが信条の雌ガールだって悩む時は当然あるし、考えすぎて前にも後ろにも進めなくなっちゃう時だってあるはず。そんな時は目を閉じて、本能に従ってみて。女の子は特にそう。頭で考えることよりカラダが導く方に進んだ方が、結果的にシアワセにつながることが多いと想うから。例えばそう、パートナー選び(笑)。スペックなんて度外視。この人がイイと思った“雌”としての直感を信じてGO」 123次のページ Amazon ar(アール) 2015年 09 月号 [雑誌] 関連記事 「モテるために趣味を」と啓蒙する「ar」を覆した、ジビエ女子・釣り女子のガチっぷり「バージンピンクな粘膜」「チュルピカ」「Oh! Yes Yes Yes」、「ar」7月号は絶賛発情中!「背中の産毛はトラウマ」という男に「彼をとろとろにするのが愛」と尽くす女、「ar」の歪んだBODY特集おフェロ顔で読者を呼び込み、美容情報は迷信と口コミだらけ! 「ar」の残念ビューティ特集ド根性美容、尽くすダッチワイフ論、自己満足のバレンタイン……「ar」のモテ思考がツライ