サイゾーウーマンカルチャー女性誌レビュー全面に渡るエロ推しで発情中の「ar」 カルチャー [女性誌速攻レビュー]「ar」7月号 「バージンピンクな粘膜」「チュルピカ」「Oh! Yes Yes Yes」、「ar」7月号は絶賛発情中! 2015/07/08 20:30 女性誌速攻レビューar 「ar」2015年7月号(主婦と生活社) 今月号の「ar」(主婦と生活社)は「Sexy SUMMER GIRL’S Talk」と表紙にデカデカと掲げるほど解放感MAX。いや、解放感というよりもはや発情。目次を見ても「お色気アレンジ塾」「夏のエロ髪は質感勝負」「うちで一番エロいの、コレです」「色気を醸す声と話術」と包み隠さないエロ推しで、「Sexy特集」というより「いかにSexに持ち込むか特集」。「真夏のエリカ」「ar的ネアカな色気ある女の子」「おフェロなパンツ物語」などのメインとなるファッションページでは肩出し、背中出し、足出し、腹出し、谷間見せ……毎日これらのコーディネートをしてたら、間違いなく友人・同僚に露出癖認定されそうです。 <トピックス> ◎男子殺到!! コクらせ顔 ◎夏のモテを具体的に狙う! おフェロな恋占い ◎色気を醸す声と話術 ■メイクは「バージンピンクな粘膜」を意識して! メイク特集「男子殺到!! コクらせ顔」を見てみましょう。推されているのは「お生(なま)なピンク」。「おフェロ」に続き、「ar」からまたおかしな造語が生まれました。一般的に言うと「目元をピンクに」ということなんですが、絶賛発情中の「ar」の解説では「男の本能にダイレクトに訴えるメイクがこちら(はぁと)。決め手となるのは、粘膜のナマっぽさを表現したバージンピンクにウェットなまつ毛&眉を合わせた、寂しがりやのウサちゃんアイ」なのだそうです。すなわちこれは目を女性器(まつ毛は陰毛?)に見立て、ヌルヌル感を出せということです! どんなホラーだよ……。 さらには「むちゅむちゅLIPに夢中~(はぁと)」とのことで、質感&トーンを組み合わせたグラデーションリップで「ぷにっと柔らかそうなむちゅリップが完成~」「内側から潤っていそうで、男子はドキドキしちゃうハズ」と、唇にも粘膜色を推しまくり。斎藤工もビックリの顔面性器メイクと言えるでしょう。 メイクページなのに、どの写真もモデルはキャミソールやタンクトップに短パンとほとんど下着同然。最後のページでは“彼シャツ”を思わせるシャツはだけ+ナマ脚で完全に「熱い夜を終えた、けだるい朝」のテイストとなっています。「コクらせ顔」というより「即サセ顔」ですね、コレは。「アイツ、すぐヤラせてくれるらしいぜ」という意味での「男子殺到!!」なんですね、なるほど。 12次のページ Amazon ar(アール) 2015年 07 月号 [雑誌] 関連記事 「背中の産毛はトラウマ」という男に「彼をとろとろにするのが愛」と尽くす女、「ar」の歪んだBODY特集オシャレな表紙とハイテンション造語でごまかされてる、「ar」の“今じゃない”ジェンダー観ド根性美容、尽くすダッチワイフ論、自己満足のバレンタイン……「ar」のモテ思考がツライ雑誌より読者の方がモテている? 虚しくこだまする「ar」の「Sexy Lady」という女性観酔っ払いメイクを推す「ar」の“かわいいのひとりよがり”感