サイゾーウーマンカルチャーインタビュー日仏夫婦から見た、日本とフランス婚 カルチャー じゃんぽ~る西さん×西村・プペ・カリンさん夫婦対談(前編) 愛の表現が真逆な日仏夫妻が語る、「恋愛を遠ざける日本」と「家族の価値を失わせたフランス婚」 2015/07/15 14:00 インタビュー 結婚当初、西さんを悩ませていた“褒められ地獄”(C)じゃんぽ~る西/FCフィールコミックス/祥伝社 ――確かにPACSは問題点も多そうです。一方で、日本で結婚したお2人はラブラブで、じゃんぽ~るさんはマンガの中でも、寝起きですら「あなたはステキ」と絶賛され、食事の乾杯の際にも「私たちの愛に」と甘い言葉を掛けられることに困惑していましたね。 じゃんぽ~る いや、もう……結婚してからの3年で、だいぶ慣れました。初めは「そんなに言われても僕は返せないから、ほどほどにして」って言ってたんですけど、どうやら返してほしいわけじゃないみたいで。 カリン 自分が言いたいから言っているだけ。自分の心の中で「この人のこと好き」と思っているのは意味がない。相手に伝えることが楽しいので、ほかの目的はないですよ(笑)。 ――フランスの方があれだけ愛をささやくのは、自分への愛を言葉にして返してほしいからだと思ってました。 じゃんぽ~る いや、普通はそうですよ。妻は、フランス人の中でも珍しいタイプだと思います。 ――では、カリンさんはどんなところで、じゃんぽ~るさんからの愛を感じていますか? カリン 彼は私の話をちゃんと聞いてくれて、私に関心を持ってくれます。私が仕事から帰ってきた時の態度や、一緒に出掛けた時の気遣いで十分に伝わります。言葉だけがコミュニケーションじゃない。でも最近では言葉としても言ってくれるようになりましたけどね。 じゃんぽ~る まあ、一般的な日本人男性に比べたら、だいぶ褒めるようになりましたよ。 (後編につづく) 『モンプチ 嫁はフランス人』 『フランス人ママ記者、東京で子育てする』 前のページ123 最終更新:2015/07/17 21:48 関連記事 フランス人との恋は一筋縄ではいかない! 「オシャレ」だけじゃないパリの現実『男をこじらせる前に』湯山玲子×『ルポ 中年童貞』中村淳彦が語る“男の病理”結婚も同棲も選ばないカップルが手にした、「世間に認められる」より得難いもの子どもや親のことも話し合わない、やくみつる夫妻の「委ねられている」という着地点「今の時代、モテても恩恵はない!」峰なゆか×雨宮まみが"モテ"を分析 次の記事 EXILE主演『HEAT』3.9%の大爆死 >