やることなすこと裏目に

熊切あさ美が“売名女”に成り下がったウラ事情――破局騒動の黒幕が犯した大失態とは?

2015/06/23 21:00
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『記憶 mind』/イーネット・フロンティア

 歌舞伎役者・片岡愛之助との“泥沼破局騒動”渦中の熊切あさ美が、「見事なまでに目測を誤ってしまった」と、マスコミ関係者の間で盛んに言われているという。

 恋人の愛之助と女優の藤原紀香の密会が「女性セブン」(小学館)にスクープされたのは5月21日のこと。愛之助はとっさに、「熊切とはもう別れた」と主張したものの、紀香との関係が熊切にバレたことに対する苦しい言い訳であることは明白で、熊切には同情が集まり、愛之助には“最低男”のレッテルが貼られたはずだったが……。

「熊切は報道後、『情報ライブ ミヤネ屋』(読売テレビ)のインタビューに答え、涙ながらに『別れてません』と告白。週刊誌では“熊切寄り”の記事が次々と掲載されました。この一連の流れをプロデュースしていたのが、熊切さんが信頼する女性芸能ジャーナリストX。彼女は熊切さんから直接話を聞き、『関係者』というかたちで、週刊誌に情報をリークしていました」(出版関係者)

 しかし、この“当人しか知りえない情報”が次々と報じられたことで、読者に「熊切サイドが何か企んでいるのでは?」と猜疑心を抱かせることに。ワイドショー関係者は、「1回だけ反論して終わりにすれば、熊切は“悲劇のヒロイン”になれたのに、情報を小出しにしたことで、彼女には『売名』『話題づくり』といった声が浴びせられるようになった。インタビュー中にすぐ泣くところもよくなかった」と話す。

 リーク先のメディアを選別したことも、マスコミ関係者の反感を買ったようだ。今月16日、熊切はニコニコ生放送に出演し、再び愛之助について語ったが「収録場所は当日に急遽変更になり、取材できたのは『週刊女性』(主婦と生活社)など、わずか数社だけ。これもXが、『熊切について悪く書かないこと』を条件に選別したそうです。取材から外されたそのほかのマスコミは不満タラタラでしたよ」(同)という。

 さらに「失策だった」と言われているのが、X自ら情報番組にVTR出演し、熊切がすでに弁護士をつけ、愛之助に対し法的措置を検討していることを暴露してしまったことだ。


「元カレに法的措置という時点で、世間から“痛い女”と認定されても致し方ない。何が目的かはわかりませんが、世間も『愛之助は別れて正解』という空気に変わってしまいました」(テレビ関係者)

 こうした世間の反応に慌てたXは、熊切の“復讐路線”を変更。23日発売の「週刊女性」(主婦と生活社)では、「次に愛情を注ぎたいお相手」のタイトルで、すでに熊切が愛之助に見切りをつけ、“未来”に向かって歩み始めたことを強調する記事が掲載されている。

「この軌道修正も、一体何がしたいのかと疑問に感じます。一連の騒動における熊切の立ち回り方が、Xのミスリードだったことは否めません。熊切さんも事務所スタッフなど、周囲の人の声にもっと耳を傾けるべきだった」(前出・出版関係者)

 うまく立ち回れば、好感度も上がり、今後のタレント活動にもプラスにつながるはずだった破局騒動。熊切は見事なまでに、そのチャンスを逃してしまったようだ。

最終更新:2015/06/23 21:00
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「ラブリンネイル」から失策は始まっていたんじゃ?