噂の女"神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第265回】

“佳子さまフィーバー”を巡る、宮内庁と眞子さまの胸中は? 長女次女のそれぞれの差

2015/05/12 21:00

「この世界でうまくやっていくには、司会者におべっか使ったり、共演者にニコニコしたり、プロデューサーのお誘いに付き合ったり……。苦手だけど、それも仕事のうちだから、一応頑張っています」

 みんな知ってるだろうけど、大きな声では言えないことをサラリと言ってのける。しかもこうしたお付き合いは苦手なはずなのに、今では“一応”頑張っているなんてすごい進歩である。さらに、苦手なことをしてでも頑張る理由もわかりやすいものだ。

「(テレビの仕事は)漫画よりずっと稼げますからねぇ」 

 そりゃそうだ。素直に本音を話せる蛭子は素敵だ。

 やはり出たか。ここ最近の佳子さまフィーバーを見て、誰しもが心の中で思ったに違いない。「姉上である眞子さまは、この騒動をどう思っているのか」。そんな人々の心の疑問に答えたのが「セブン」である。


「ご姉妹も幼い頃から『かわいい』と言われ、注目されてきた。しかし今、佳子さまは異常なまでの人気を得られ、眞子さまは複雑な思いを……」

 こんなリードで始まる記事だが、内容は微妙なトーンで覆い尽くされる。

 まずは現在でも2人が仲良し姉妹だと強調した上で、現在英国留学中の眞子さまは、佳子さまフィーバーを体感しているわけではないこと、しかし一時帰国した際、眞子さま、または周辺がその写真映りを気にしていたというエピソードがこう紹介される。

「宮内庁関係者が報道陣に“(眞子さまを)きれいに撮っていただけましたか?”と声をかけたんです。今までそんなことを言われたことがなかったのでビックリしました」(皇室記者)

 宮内庁も気にかけているということは、眞子さまも……ということなのだろう。さらに眞子さまのICU時代の同級生からのコメントがこれだ。


『皇室 Our Imperial Family 第65号 平成27年冬号 (扶桑社ムック)』