性欲が旺盛ではない男性は生きにくい

2015/04/26 20:00

【messyより】

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 しばしば、「男性は大変だな」と思うことがある。男性には「セックスを拒否する権利」が授けられていないように見えるからだ。

 少し前に話題になったNAVERまとめの「女には絶対言えない男の本音」なんかを見ても、「健康な男性はセックスのために女と付き合うのだ。それが真実なのだ」と、いけしゃあしゃあと書かれている。これに対して「正論すぎる!」と賛同する男性(ほんとに?)たちのレスがたくさんつく。そうすると、性欲が薄かったり、セックス目的でなく女性と交際する男性は「不健康」な存在ということになってしまう。

 しばしば、男はこうで女はこう、という極端な二元論がネット上で盛り上がるが、そんなに簡単に全世界の人口72億人を二分できるとは思えない。あまりに単純すぎるし、根拠もない。

 女を抱くことが生き甲斐になっている男がいるとして、男に愛されるために必死になって女子力を磨く女をその男は笑えないと思う。セックスのために女に対して紳士的に振舞ったり、たいして好きでないときも「好きだよ」とささやいたりする男にとっては、その女の服を脱がせたり胸を揉んで乳首を吸ったり、フェラチオしてもらったり挿入して射精したりという行為がとてつもなく価値が高いのかもしれない。つまり、女の価値を高めているのはその男自身ということになる。


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最終更新:2015/04/26 20:00