角川慶子の「シロウトで保育園作りました」第82回

「今」の幸せがほしいから、35年住宅ローンのためにワーママは今日も働く!

2015/02/21 16:00

 ローンのことを考えてると気が重くなりますが、悪いことばかりではありません。なにより、仕事に対してのモチベーションが上がり、奮起します。今までもったいをつけて(本当は面倒で)断っていた仕事を受けるようになったし、200文字くらいのしょぼい原稿だって頼まればなんでも書くし、週刊誌の芸能人お受験事情特集などのコメントさえも、受けています。雑誌もテレビも扱いがどんなに小さくたって、園のプロモーションになればと、オファーがあれば全て受けていますよ(笑)。オファーがあるだけ、幸せですけどね。

 こんな生活をしているのに、数年後は飲食店をやりたいと思っている大バカ者なのですが、実は娘が乗り気で、「ライチのシャーベット」などのメニューを作っているのです。霊能者のエスパー小林さんには「娘さんがなんでも1人でできる年齢になってからやらないと、保育園の仕事とのバランスで失敗する。人任せにせず、あなたがいつもいれば飲食は成功する」とのことでした。

角川慶子(かどかわ・けいこ)
1973年、東京都生まれ。「角川春樹事務所」会長・角川春樹氏の長女。自身も元アイドルという異色の肩書きに加えて、ビジュアル系バンド好きで、元バンギャルの”鬼畜ライター”としても活躍。2011年9月1日に「駒沢の森こども園」をオープンさせる。家庭では7歳の愛娘の子育てに奮闘中。

最終更新:2015/02/21 16:00
凄母(すごはは) あのワーキングマザーが「折れない」理由
でも、たまには弱音を吐かないと周りがつらくなっちゃうよ