サイゾーウーマンコラム角川慶子「保育園作りました」私立小ママと仕事の両立は超ハード コラム 角川慶子の「シロウトで保育園作りました」第68回 学校行事、父母会、漢字のチェック! 私立小ママと仕事の両立は超ハード 2014/07/05 16:00 シロウトで保育園作りました 保育園はサービス業なので、不快な思いをさせた時点でアウト。ポピンズ(大手保育チェーン。セルリアンタワー東急ホテル内にもある)のように、通勤時の服装や髪形までは保育士に求めませんが、勤務時間中の態度、服装、なによりも子どもへの対応は完璧でないといけません。自分が精神的肉体的にどんな状況であろうと、毎日同じテンションと質で子どもに接しないと先生とはいえません。子どもたちは「○○せんせーい」と呼びます。「先生」の名に恥じないサービスを提供しないと、お金はいただけません。 そんなこんなで、毎日テコ入れしているので、保育園を直営でもう1つ作るのは今は無理。フランチャイズにして事故(食中毒含む)でも起こされたら、たまったものじゃない。何度か会っただけの人間とフランチャイズ契約をするのは怖すぎますよ。体が2つあれば間違いなくやっていますが……。婿は信用できるけど、住宅ローンを夫婦名義で組んだので、婿までサービス業の零細企業勤務となると、万が一コケた時、家を失う危険があるのでやる勇気なしです。夫は毎日働くサラリーマンが一番安全です。継続は力なりですね。 私、元バンギャです。“盤麺”(バンドメンバー)のような生活に波のある男はこりごりなんです。FXの本を読んでいた時、横から言われた「オレに投資してみない?」の一言は、一生忘れることがないでしょう。婿が事業に加わって失敗したら、盤麺と結婚したのと同じです。互いに若くて好きなら我慢できるかもしれないけど、もうそういう年じゃないからね。毎月お金を渡してくれるのが、一番の優しさです。 保育業はとにかく重く、心が休まらないので、定食屋か犬カフェでもやろうかと考え中。田園調布に犬カフェ向きの空き物件があるんだよな……とブツブツ言いながら、生活に追われている毎日です。 角川慶子(かどかわ・けいこ) 1973年、東京都生まれ。「角川春樹事務所」会長・角川春樹氏の長女。自身も元アイドルという異色の肩書きに加えて、ビジュアル系バンド好きで、元バンギャルの”鬼畜ライター”としても活躍。2011年9月1日に「駒沢の森こども園」をオープンさせる。家庭では6歳の愛娘の子育てに奮闘中。 前のページ12 最終更新:2014/07/05 16:00 Amazon 会社勤めでお金持ちになる人の考え方・投資のやり方 NISA 対応 「オレに投資してみない?」というセリフのダサさに、別れたくなる 関連記事 「何日も前から電話してる!」「お友達が通っているから!」入園をゴネる母親たちお受験はブランドに惑わされないで! 通学に1時間半かかる私立小を選んだワケ園長制度廃止で、保護者もスタッフもより安心できる保育園に!お受験終了! 「働くママは不合格」「バーキンを持っていけば合格」はウソだったインターのサマースクール、幼児を預かる施設としての立ち位置は微妙? 次の記事 初めての男と婚外恋愛をする女 >