噂の女"神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第226回】

嵐・二宮和也、財布に10万円は常備!? 『弱くても勝てます』打ち上げで現金大放出!

2014/07/01 19:00

 お次は女性週刊誌恒例の「ドラマ打ち上げパーティ」レポート。今回は、嵐・二宮和也主演の『弱くても勝てます~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~』(日本テレビ系)の打ち上げを「自身」「週女」の2誌が同時に取り上げている。もちろん同じ日、同じ場所、同じメンツでである。

 まずは「自身」。6月21日午後3時から始まったビアガーデンでの打ち上げ。生徒役には未成年が多いのでこの時間からとなったが、共演者の有村架純は仕事の都合で不参加。さらに海老蔵、福士蒼汰も欠席らしいが、記事ではその辺はさらりと流される。そしてこれまた打ち上げの恒例、豪華賞品の抽選会には、欠席の海老蔵が「歌舞伎座の招待券」、福士は「ヘリコプターペアクルージングチケット」を用意するという気配りを見せた。もちろん主演の二宮も頑張った。「西海岸のペア旅行券」にプラスして「自分の財布から取り出した14万5千円」を賞品に! ジャニーズは結構太っ腹が多い。ついでに2次会では薬師丸ひろ子がカラオケで「セーラー服と機関銃」を、二宮も嵐のメドレーを歌い上げたという。以上、欠席者もいたが、楽しそうな雰囲気である。

 一方の「週女」はというと、ちょいと様子が違う。昼間から大盛り上がりは同様だが、ドラマは期待と違い平均視聴率10%未満と残念な結果で、プロデューサーも自虐的な挨拶をしたらしい。そして景品大会である。もちろん「自身」の言う「賞品抽選会」と同じものだが、齟齬があるのが海老蔵の賞品。「自身」は「歌舞伎座の招待券」に対し、「週女」は「手ぬぐい10セット」。うん? ずいぶんと違う。そして二宮である。2誌とも「西海岸チケット」と記しているのは同じだが、「週女」では会場からは「もうちょっと~」「物足らな~い」というふざけた声がした。そのため二宮は財布を出し「中身全部で10万4000円です!」といって現金を取り出したという。

 うーーん(笑)。大きな違いは2つ。海老蔵の賞品と二宮の現金の額である。特に二宮の14万5,000円と10万4,000円には4万1,000円もの開きが! どっちなんだ!? こうした打ち上げの場合、記者が潜入するのはちょっときつい。『あまちゃん』(NHK)打ち上げもそうだったが、外部からの侵入を阻止するため、事前のチケッ制や、事前に名簿に登録した人だけなんてケースもある。だから記者は“内部関係者”に様子を聞いて記事にすることが多い。だから、今回は情報提供者が間違えたとなるが――。

 同じ日、同じ場所、同じメンツでの打ち上げ風景。賞品という“ブツ”にも齟齬があるのだから、その雰囲気や詳細は、それぞれ違ったものになるのも当然かもしれない。これはメディアにとって重要かつ考えるべきことでもある。同じものを見ても、それぞれの興味、考え、スタンスによって、同じものが違って見える。いや、そう思い込む(もちろん歴史などもその最たる例だ)。そんな妙な考えを持ってしまった「自身」と「週女」の齟齬。まさか、反ジャニーズ「週女」がわざと金額を低くしたとも考えられないしね。どちらにせよ、二宮の財布の中には多分いつも10万円以上が入っているということだけはわかった。


 すっかりお騒がせ(元)夫婦となった布川敏和とつちやかおり。特にこれまでのつちやのメディア露出を見ると、確かにタイトルのように「計算ずく」と思えるが、しかし記事では、その「計算ずく」の根拠としてトンデモコメントが掲載されていた。それは「離婚した女性の相談に応じることが多いファイナンシャルプランナー」という匿名コメントだ。

<彼女(つちや)のブログなどを拝見するとネイルなどの美容や健康にも気を遣われていますし、きれいな女性は計算高い場合が多いですから>

 かなり大雑把で根拠などない。誰だか知らないが、すごいコメントである。

最終更新:2014/07/01 19:10
『いい男の条件―肩書きでも、年収でも、外見でもない…』
論点はベッキーのいっちょかみに移行