[スター☆マル秘報告書]

「ハリウッドの狂犬」ことラッセル・クロウ、来日中は日本酒に骨抜きに!

2014/06/08 21:00

 「イベントの進行予定にはなかったのですが、ラッセルはステージを降りて、そのキャップをかぶったファンのいる席へ握手しに行きました。とてもうれしかったようです」と現場にいたスタッフも振り返ります。それにしても、キャップをかぶったファンの方は、かなり後方の席にいたのに、よく気づいたな~とラッセルの視力にビックリです。その後、会場でファンに握手をしまくるラッセルには、キレる男の面影などみじんもありませんでした。また日本側スタッフに「サウス・シドニー・ラビッツ」の帽子をプレゼントするサービスまで!

 しかし、ラッセルをご機嫌にさせたのは、ラグビーチームの帽子をかぶったファンだけではありません。彼は思い出したのです、前回の来日時にいろいろな日本酒を飲み比べたことを! 会見前にスタッフが、「無泊ということでしたが、急きょ一泊になりました!」と突然の延泊を告げていましたが、その理由は「日本酒を飲みたいから」だったんだとか。そこまでしてその夜お出かけした先は鉄板焼き。そこで日本酒をしこたま飲んで、ご機嫌なまま、翌日、成田から「Heading out. Thank you Tokyo.(東京を出るよ~)」とつぶやきながらシドニーへお帰りになりました。

 暴れん坊のうわさはどこへやら、拍子抜けするほどいい人旋風を巻き起こして、日本を後にしたラッセル。もうちょっと滞在してヤンチャなエピソードを残してほしかったくらいかも? ちなみに、先に来日していた『ノア 約束の舟』のダーレン・アロノフスキー監督は相撲を観戦したそうで、国技館でつぶやいています。

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Twitterより

 そしてベジタリアンの監督は、日本食を召し上がったそう。ラッセルはプレミアで「今度は家族を連れてゆっくり来たい。東京以外のところに一緒に行きたいし、子どもに日本の文化を見せたい」と言っていました。ラッセル、次回こそ本当にゆっくり来てヤンチャ伝説を残していってくださいね!

斎藤香(さいとう・かおり)
映画好きが高じて、映画誌編集者を経てフリーランスライターに。ハリウッドセレブや韓流スターの来日現場でマル秘ネタを連日情報収集。All aboutの映画ガイド担当。


ノア 約束の舟』(6月14日公開)
旧約聖書「ノアの方舟」の映画化作品。ノア(ラッセル・クロウ)は、大洪水による世界滅亡を神に宣告され、罪のない動物たちを守るために方舟を作り始めるが、父を殺した宿敵が、方舟を奪おうとする。その時、大洪水が始まり……。ラッセルが役者人生で一番過酷な撮影だったという大洪水シーンなど、映像も世界観もスケールの大きい感動作。

最終更新:2014/06/08 21:00
『日本酒の教科書』
アンタとはいい酒飲めそうだわ