サイゾーウーマンラブママがギャル魂を完全に棄てた! その他 [女性誌速攻レビュー]「I LOVE mama」5月号 もうギャルママ誌じゃない! 「I LOVE mama」がアートや本格料理に舵を切った 2014/04/08 16:30 女性誌速攻レビューI LOVE mama グッズも紹介されているんですが、それがまたしゃらくさい。「アメリカの特別支援教師が開発した天然素材のクレヨン」に「Jaq Jaq Birdのチョークマット」(←アメリカのブランドらしい)ですよ。別のページでは、「デザイナーが一点一点デザインしたパッチワークのこいのぼり」や、「もともとネイティブアメリカンの住居として使用されていたティピ」、「裸足のように足指でしっかり大地を掴むことができるKIDS TABI」が紹介されていました。もしもし~、こちらのお品はドン・キホーテやしまむらで売っているのでしょうか。 さらに! 今月号いちばんのガックリ企画は、「トキメキ体験! 出張マタニティフォト」です。「I LOVE mama」読者といえば、合理主義のしっかり者で、住宅ローン返済やちびコの将来の学費ために100均グッズを駆使して節約に励むイメージがありましたが、この「マタニティフォト」企画では、なんと3万6,000円~5万3,000円もする撮影サービスを紹介し、「お問い合わせはお気軽に★」なんて書いてあります。これを“気軽”な料金と捉える編集部の感覚、マジ許せねぇ。 しかも、マタニティフォトの魅力について「女性として今しかない姿を残せる特別なイベント。お腹にベビがいることはママにとってもこんなにHAPPYなんだよー!という気持ちまで残せます。『撮影した写真を見るとツラいことがあっても、ちびコがお腹にいたときのハッピーな時間を思い出して元気が出る!』『私だけのパワーアイテムになった』という声も!」と解説。タラタラ書いてありますが、要約すると「この上ない自己満足」。妊婦が陶酔するホルモンワード「女性として今しかない姿」まで出ちゃってますからね。イルカと水中出産する特集が組まれる日もそう遠くはないと思いましたね。 現実から夢へ、ほんだしからフェンネルへ、ドンキからUSAへ。大空へ旅立ち始めた「I LOVE mama」。こんなんで読者がついていけるのでしょうか。奥付をよく見たら、先月号から編集長が変わったんですね。前編集長は素晴らしかったと思うのですが、いろいろ意味があっての交代だと思うので、新編集長も応援していきたいと思います。ネットでは「I LOVE mamaが休刊!?」というウワサが駆け巡っています。そんなウワサはウソだと思いたい、だからこそあえて言わせていただきます。もっと読者を愛してください。読者愛があふれる企画をお願いします! (亀井百合子) 前のページ12 最終更新:2015/08/03 22:08 Amazon I Love mama (アイラブママ) 2014年 05月号 [雑誌] ラブママ読者、ヌーの大移動なみに迷子に! 関連記事 ママ友間で「浮かない」能力を身につけるため? 「I LOVE mama」がナチュラル志向にギャルママ誌「I LOVE mama」でさえ優等生になる“子どもの叱り方”企画「I LOVE mama」の良妻賢母企画に見える、世間からの偏見と闘う孤独な姿「幼児にスマホはNG」なんて正論は求めていない! ラブママの子育て相談付録解禁、読者を年齢で分断! 「I LOVE mama」に起こった地殻変動 次の記事 山田優、妊娠報道が広まらないワケ >