「乾杯戦士 アフターV(ファイブ)」宴会レポート

「命をかけた仕事の人は、酒を飲むと乱れる」――特撮ヒーロー打ち上げ宴会に潜入

2014/03/07 15:00
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 仕事せずとも酒は飲む、デスクの引き出しにはキンミヤ焼酎、化粧を落とさず寝る夜も晩酌だけは忘れない、そんなALWAYSアルコール至上主義なサイゾーウーマン編集部。これを書いている今だって、ああ、赤ちょうちんに駆け込みたい!

 「今夜のつまみは何にしよっかな~」とウキウキで2chお料理速報をチェックしていた編集部に一通のメールが届いた。「ヒーローだって飲みたい夜もある」「ヒーローだって、戦いの後ビールをあおってはグチり、2次会のカラオケであばれて発散したい!」――添えられた写真には、赤ちょうちんの前で生中ジョッキを手に凛々しくキメたトレジャーレッド、焼酎ロックで微笑むトレジャーピンク、カラオケのマイクでポーズを取るトレジャーブルー……。なんでも、戦いよりも宴会ばかりしているせいで、巷では「乾杯戦士 アフターV(ファイブ)」と呼ばれるようになった彼らの姿を描いたドラマが始まるんですって! やだ、なによ、完全にコッチ側!

 

 というわけで、史上初、戦闘後のヒーローの打ち上げを舞台にしたヒーロードラマ『乾杯戦士 アフターV』の宴会(会見)に行ってきました。会場は懐にやさしい飲み屋でおなじみの「居酒屋NIJYU‐MARU」、しかも「お食事・お酒のご用意もございます」ってんだから、タダ酒好きは行くっきゃない!!

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「ゲップならいつでも出せる」という特技が劇中で生かされたという、加藤和樹(ブルー)と生中で乾杯

 会場の「居酒屋NIJYU‐MARU」には、午前中にもかかわらず、酒瓶片手に料理をつまむマスコミ勢の姿が。そこへジョッキ片手に登場した『乾杯戦士 アフターV』出演者の、村井良大(レッド役)、加藤和樹(ブルー役)、吉川友(ピンク役)、バッファロー吾郎A(イエロー役)、飛永翼(グリーン役)、監督の細川徹。大分前からスタンバイしてたんでしょう、ビールの泡は9割消えています。さらに、ホントにただの居酒屋だから、ステージも壇もなけりゃ、照明もない、店内の柱も邪魔して、カメラマン勢は必死の体勢でシャッターですよ! この仕切りのゆるさ、嫌いじゃないわよ!

 さて、『乾杯戦士 アフターV』の監督・細川徹のもとには、当初、「ヒーローものをやらないか?」とオファーがあったそうで、しかし出来上がった作品には「ヒーローものにはないシーンしか入ってない。怪人を出せなかった。怪人の手だけしか作れなかった」と、酒を片手に若干の後悔を滲ませていました。しかし、「ヒーローは命をかけて闘っているから、飲む時は乱れると思うんですよ!」と今作の正当性を熱く主張。レッド役の村井は「まさかヒーローのこんな所を切り取るとは……と驚きました。」、加藤も「基本ダメ人間。ヒーローらしいところがない」と、まったくもって「ヒーローもの」ではないことをことさらに強調。しかし、戦闘シーンはなくても、上司と部下の関係や、仕事仲間との付き合いが描かれているため、「サラリーマンに見てもらいたい。『同じじゃねーか!』って」(細川)と、視聴者も共感できること請け合いのようです。


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なによりも気になった、とにかくちゃっちい戦闘靴なのか長靴。ビニテ製ぽくね!?

 最後に、出演者それぞれの好きな居酒屋料理を聞かれると、「エイヒレ」(村井)「サイコロステーキ」(加藤)「ホッケ」(吉川)「ポテトサラダ」(バッファロー吾郎A)「鳥の唐揚げ」(飛永)と、まるで「なめろう」が出てこないことに酒仲間としての相性の悪さを実感……。そんな彼らが劇中で実際に使っている居酒屋は、会見場と同じく「NIJYU‐MARU」。放送のタイミングで全57店舗でコラボキャンペーンも実施するんだそうです。放送は、4月よりテレビ埼玉ほか全国8局(群馬テレビ、とちぎテレビ、チバテレビ、テレビ神奈川、三重テレビ、KBS京都、サンテレビ)。監督いわく、「ヒーローっぽくない人たちが、ヒーローっぽくなっていく話をお楽しみください」とのことですが、そんなこと気にせず、とりあえず酒を煽りながら居酒屋気分で視聴することをオススメします!

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出演:村井良大、加藤和樹、吉川友、バッファロー吾郎A、飛永翼(ラバーガール)、ジソンヌじろう、中谷竜/斉木しげる ほか
監督:細川徹
制作:『乾杯戦士 アフターV』制作委員会
4月7日(月)よりテレ玉ほか全国8局にてOA!
公式サイト

最終更新:2014/03/18 16:02
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