一方、母親は処方箋薬を渡していた!

ドラッグレースで逮捕のJ・ビーバー、父親は止めずにけしかけていた!

2014/01/24 18:45

 フロリダ州では「DUI容疑で逮捕された者は、8時間は拘束される」という決まりがあるため、午前10時、マイアミビーチ警察署本部から、ターナー・ギルフォード・ナイト刑務所に移送、拘束された。その後、ジャスティンはセレブ御用達の弁護士ロイ・ブラックを手配し、保釈金額を設定するビデオ保釈聴聞会を受け、「DUI」と「逮捕されることに抵抗した」容疑でそれぞれ1,000ドル(約10万円)、「無効になった免許証での運転」容疑で500ドル(約5万円)の保釈金が設定され、午後2時に支払いを済ませて保釈された。

 米「ABC」によると、マイアミで有罪となったDUI初犯者は、最高で6カ月の禁錮刑、250~500ドル(約2万5,000~5万円)の罰金、50時間の社会奉仕に処されるとのこと。21歳以下の未成年は自動的に6カ月の免停を受けることになるという。また、今後、ドラッグレースの件で罪に問われた場合、最高で6カ月の禁錮刑、500~1,000ドル(5万~10万円)の罰金、1年間の免停になるとのこと。ちなみに、ジャスティンはカナダ人であるが、今回の容疑が全て有罪になったとしても、国外退去や強制送還はされないという。

 地元紙「マイアミ・ヘラルド」は、ジャスティンが受けた呼気検査の結果は「0.014」「0.011」という数値で、あまりにも低いため、これだけでは免停や起訴もできないと報じている。しかし、未成年なのに飲酒したという法律違反を犯したのは、本人も認めている通り、紛れもない事実。マリファナや薬も摂取していたため、DUIで有罪になる可能性は高そうだ。また、ほかの2つでの容疑でも有罪になる可能性はとても高く、短時間だとしても刑務所入りするのではないかともみられている。

 やりたい放題してきたジャスティンが逮捕されたことについて、全米は冷ややかに受け止めている。米ゴシップ芸能サイト「TMZ」は、ジャスティンが飲んでいた処方箋薬は母親から与えられたものだったと報道。ドラッグレースをさせた父親といい、両親がひどすぎる、とジャスティンに同情する声も上がっており、いつものバッシングとは違った空気が流れている。今回の逮捕が、彼にとって目を覚ます良いきっかけになればいいのだが……。

最終更新:2014/01/24 18:48
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