サイゾーウーマンコラム取調室から夫奪還、「残金50円」の逃走劇 コラム 女のB級歴史ニュース 取調室から夫を奪還、「残金50円」の逃走劇――女の“愛ゆえ”の暴走事件 2013/10/04 19:00 女のB級歴史ニュース 逮捕時、夫はおとなしく捜査官に従ったが、妻のNは凄まじく抵抗したという。屈強な刑事数名でようやく路上に押さえつけたが、それでも手足を振り回し、「放せーッ!」と絶叫して、暴れるのをやめなかったとのことだ。 足しげく面会に通い、50通近くの手紙を書くなど情熱的な面があるかと思えば、奪還作戦は逃走用のレンタカーまで用意するなど、冷静に計画を立てている。この二面性が、Nの恐るべきところだろう。 以上が、 “奪還”事件のあらましであるが、Nに共感したという女性はどれくらいいるだろうか? 男への愛を原動力に、ここまでの逃走劇を繰り広げたNのパワーには恐れ入ってしまう。しかし一方で、Kの立場を考えると、女をそこまで惚れさせて、男冥利に尽きるという見方もできるが、その思いに応えるのは至難の技のような気も……。その後、NとK、そして子どもの3人はどうしているであろうか。親子で幸福に暮らしていることを願うばかりである――。 (橋本玉泉) 前のページ123 最終更新:2013/10/04 19:16 Amazon 『冷静と情熱のあいだ(通常版) 』 自転車で逃げた福田和子のガッツも相当なものだけど 関連記事 15年にわたる実父の強姦が黙殺された、「栃木実父殺し事件」の時代自殺者まで出た異様なミスコンブーム――「美人」が戦後日本にもたらした光と影「女はイク演技をする」日本男性に衝撃を与えた、1983年「前代未聞の女の性調査」「悪魔祓い殺人事件」、信者6人殺害の“拝み屋”江藤幸子の金と男知的障がいの義娘を食べるために殺害した継母、「群馬連れ子殺人・人肉食事件」 次の記事 男が結婚を決める大きな理由 >