"噂の女"神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第178回】

田原俊彦、年40回のパーティ代金の支払い請求に「ぬれぎぬ」と反論

2013/06/18 21:00
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「女性セブン」6月27日号(小学館)

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

第178回(6/14~18発売号より)

 矢口真里の浮気離婚騒動はいまだ尾を引いているが、ますますおかしな方向に。男の浮気には寛容なくせに女の浮気は総攻撃。これじゃあ、矢口も怖気づいてしまうのもわかる。芸能人が浮気したら芸能界を休養、引退というなら、石田純一や歌舞伎界の面々、松方弘樹なんか何度引退したらいいのか。日本人の頭の中には、未だ姦通罪の概念が巣くっているのではと思ってしまう。既婚女性とその相手の浮気に適用されるが、一方、既婚男には適用されないという男尊女卑の刑法(昭和22年廃止)。矢口はマスコミや世間によって姦通罪を執行された――。

1位「柴咲コウ 自宅に三宅健!でもらしたその夜の多幸感」(「女性セブン」6月27日号)
2位「田原俊彦 弁護士から仰天の通知書…『パーティ代金、260万円払え!!』(「女性自身」7月2日号)
3位「レイザーラモンHG 『モデル転向なら収入200億円!』そう超能力者に予言されて…」(「女性自身」7月2日号)

 恋多き女といわれる柴咲コウと、やはり恋多き男といわれるV6の三宅健が熱愛――。そんな芸能人同士の熱愛発覚を「セブン」が報じている。なんでも、全国ツアーやドラマ『ガリレオ』(フジテレビ系)スペシャルなどで大忙しの柴咲が深夜にタクシーで帰宅した。だがタクシーには柴咲だけでなく男性の姿が。その男性こそが三宅健であり、三宅は柴咲の腰に手を沿えエスコートしながら、2人仲良くマンションへと消えたという。そして1時間後、三宅は1人マンションから出て、帰路に着いた。さらに「セブン」は2人のブログや携帯サイト日記の記述から、恋する女性(柴咲)の心情や“幸せ論”が滲み出ていることなど意味深な記述を引っ張りだし、2人の交際を印象付ける――。


 うーん。それにしても不思議な記事である。2人はタクシーで一緒に帰宅し、マンションに入ったのは、確かなのだろう。しかしたった1時間で1人ご帰宅というところが妙に引っかかる。お茶でもして帰ったのか? 柴咲が寝入るのを見届けて帰ったのか? この1時間という中途半端な時間、2人は何をしていたのだろう。エッチしたにしてはあまりにも中途半端だ。

 柴咲はもとより、三宅も過去にさまざまな芸能人やモデルとの浮名を流してきた。安室奈美恵、小野真弓、河村和奈、紗羅マリー、大屋夏南などなど――。でもなんだか三宅の熱愛報道にはリアリティがない。

『Dear KAZU 僕を育てた55通の手紙』