サイゾーウーマン芸能テレビテレビツッコミ道場西田ひかる、息子に米国を拒否される 芸能 [TVツッコミ道場] 西田ひかる、いまだ「アメリカン」! 息子に「ここは日本だから!」と拒否される 2013/04/29 16:00 TVツッコミ道場徹子の部屋西田ひかる 『Love For All Season』/ポニーキャニオン 今回ツッコませていただくのは、西田ひかるが出演した『徹子の部屋』(4月23日放送分)。 西田ひかるといえば、まず思い浮かぶのは「帰国子女」であり、頭痛薬のCMのフレーズ「私はすぐに、ナウォリタグゥ~ル(ナオリタガール)」であり、「バースデーパーティー」という人も多いだろう。よく知らない若い世代のために説明しておくと、西田ひかるは、13歳までアメリカで過ごした「元アイドル歌手」。結婚前年まで毎年開催された盛大な「バースデーパーティー」は、毎年ワイドショーで紹介され、「夏の風物詩」とも言われてきた。いつでも、「帰国子女アイドル・西田ひかる」はハッピーそうに見えた。でも、『徹子の部屋』では、そんな彼女が初めて経験した「日本での苦労」が語られた。 「あなた、慣れてないから、子どもが学校に持ってく袋とかすべてわからないんですって?(笑)」 笑いを抑えることもなく、うれしそうに発する徹子のフリに対し、西田ひかるはこう話す。 「そうなんです。日本の学校自体が初めてなんで、プリントもらってくると、まず意味を解読するのに、わからなくって。『うわばき』っていうのを、まず聞いたことがなかったので。『うわばき』? なんとなくわかるけれど、どこに買いに行くんだろう? どうするんだろう? 靴袋?」 「アメリカは、逆にハサミとかクレヨンとか、美術とか工作の、日本でいう図工ですか? アメリカは全部学校の持ち物なんですね。で、学校に全部あるんですけど、日本はまず『おどうぐばこ』揃えて。『おどうぐばこ』? どうするんだろう~(汗)? あと、『お仕事着』? お仕事着は、スモック。あと、レッスンバッグ。これって何に使うんだろう? あと、『お弁当袋』。『お弁当袋』~? 『コップ入れ』。『コップ袋~』? いちいち全部わからなくて」 日本人にとってはおなじみ&懐かしの「学校アイテム」の一つひとつが、西田ひかるにとっては「外国語」なのだ。20年以上日本に住んでいても、母になっても。それを丁寧な言葉で、心のざわつきも交えて臨場感たっぷりに語り、文化の違いについても言及する。 「(コップとかランチョンマットとか)そういうところ、日本はいろいろリサイクル。アメリカはペーパータオルだから。日本はいろいろ“良い心得”たくさんあるんですけど」 さらに育児についての意外な話が語られた。 「(息子にも)英語の発音でずっと話してたんですが、上の子が物心つく頃に『ここは日本だから! 日本人だから! しゃべらない!』ってなって。英語拒否の段階で、たとえば『ウァ~ラ~』だったら、『日本語に直して言って!』『それじゃなくて、ウォーターね』って。『きっちりカタカナに直してほしい』って言って」 個人的には、西田ひかるというと、アグネス・チャンやケイン・コスギと同じく「何年たっても日本に感化されない人」というイメージだった。でも、この人、本当に真面目な人なんだろう。だからこそ、純粋に何年たっても日本に感化されず、「アメリカン」だったのだろう。 ちなみに、面白いのは、兵庫・西宮で育った西田ひかるの息子は「英語拒否」の段階を経て、今は英語も勉強しており、「95%関西弁、5%英語」ということ。コテコテの日本人どころか、コテコテの関西人なのだった。人生って不思議だ。 (田幸和歌子) 最終更新:2013/04/29 16:00 Amazon 『Love For All Season』 昭和世代は、西田ひかるからアメリカを感じ取ってたものよ 関連記事 小林麻央に別居疑惑、宮沢りえに幼稚園ママが辛辣、そして西田ひかるが大復活!?「こういうふうに見えてるんだ…」渡辺直美のモノマネで、倖田來未が自我を悟る「女子っぽい芸人」の茶番の中、1人本物感を発揮していたロバート・馬場「アナタ、どっち?」ゲストはJOYなのに、ユージの話がしたい徹子ハリセンボン・近藤春菜の浮かれぶりを見守る、内村光良の悲しい「親目線」 次の記事 痴漢ごっこカップルに見た理想の男女像 >