サイゾーウーマンコラム神林広恵「女性週刊誌ぶった斬り」脱・素人したビッグダディの需要の行方 コラム "噂の女"神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第172回】 メディア戦略を覚えたビッグダディ、もう素人ではなくなった「盛岡編」の行方 2013/04/16 21:00 女性週刊誌ぶった斬り!神林広恵ビッグダディ村上春樹松坂慶子 最近のダディを見ていると、すっかりメディア戦略を学んで実行しているように見える。雑誌などの取材に対しても、最初は断るポーズはするけど、結局小出しに情報を出したり、妙にダディに詳しい友人なる人物がコメントしたり(友人とは妻の美奈子説もあるが、彼女だけでもなさそうだし)。メディア戦略に長け、手玉に取るビッグダディは、もはや素人ではないのかもしれない。 と思っていたら、やっぱり出た。自伝『ビッグダディの流儀』が4月26日に出版されるという。堂々の作家デビュー! それも「自身」のライバル誌である「週女」の発行元・主婦と生活社からだ。今週の「週女」の巻頭グラビアには本の表紙と握手会、サイン会のお知らせが宣伝されている。女性週刊誌2誌に同時掲載されるビッグダディという存在――。御見逸れいたしました。さらに一家の関連本出版や、講演活動、得意の漫画を生かして漫画家デビュー、さらには子育てや料理関連の評論家として進出するのでは、などという憶測報道もされる始末。ビッグダディは単なる大家族のお父さんという存在ではなくなった。もう素人ではない。芸能人並みの準公人として扱うべき存在になったのだ。 ワイドショーで教育論を語るコメンテーターのダディが登場! なんて恐ろしい事態が起こるのだろうか――。それはちょっとガッカリでゲンナリだ。 前のページ1234次のページ Amazon 『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』 関連記事 ビッグダディ、番組終了で「漫画家になりたい」! 元妻とは泥沼暴露合戦に発展も?『めちゃイケ』の壮大な悪ノリを冷ややかに見ていた、矢部浩之&青木裕子の親族黒柳徹子のスッピン姿をスクープ! 79歳の通院姿から心配されるコト「嫌いなジャニーズ」にランクイン! 近藤真彦はすでに“歴史”の人物?「暴力はなかった」と言い放った、谷亮子の存在と鈍感力が落とす影