サイゾーウーマンコラム“あの頃”に戻ろうとする矢田亜希子に注がれる業界の視線 コラム 今井舞の「週刊ヒトコト斬り」 “あの頃”に戻ろうとする矢田亜希子に注がれる業界の視線 2011/05/06 21:00 週刊ヒトコト斬り 矢田さん、目が怖いよ! ――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる! ◎元嫁のいじり方 TBS系『教科書にのせたい!SP』に出ていた矢田亜希子。背中バックリ開き、おリボンつきのフリフリのドレス着て、髪型も昔のままの前髪多めのストレート。「私自身は、一番よかったあの頃と何ら変わってないんですよ」という必死のアピールなんだろうが、いくらなんでも若づくりしすぎだろう。背中の肉は、ダブついてはいないけれども、確実に若い娘さんのそれとは質感が違うし、カワイイつもりの厚め前髪も、間から見える目尻のシワがかえって目立ち逆効果。「例の前夫の件」を忘れてもらいたくて、「あの頃」再現に必死なのだろうが、そのメンタリティーがかえって世間に「あー、無理してんなぁ」と例の件を思い出させる引き金に。ま、どういう風に出てもみんな「押尾の元嫁」としか見ないんだけど。番組で、「時間を自由に戻せる電子アート」ってのを無邪気に動かしてたんだが、「ホントだー、時間が戻るぅ」とはしゃぐ矢田の姿を見た誰もが「出来ることなら結婚前に時間を戻したいんだろうなぁ」としみじみしたと思う。この画ヅラを提供した制作側に、深遠な意地悪さを感じた。 ◎友情は難しい オサマ・ビンラディン殺害。殺害後即水葬、写真公開なし等々、「ビンラディンは生きている」伝説誕生の瞬間ともいえるニュースである。英王子新婚旅行延期は、この情報を米国から事前に受けてのことらしいし、韓国にも、作戦前に極秘に報告があったとのこと。知らされなかったの日本とパキスタンだけかよ。何だよ、「トモダチ」って言ってたのあれウソかよ。蚊帳の外かよ。いや、それともプライベートの「トモダチ」だから、仕事の話は抜きで付き合ってくれってことなのか。……がんばろう日本。 ◎日本の風習 被災地に「土下座用マイ座布団」を持って行き、体育館でそれに座って大ひんしゅくを買った東電トップ陣。対して、20秒近く、180度に折れ曲がってのおじぎ等、何かこうセミナー系の過剰な「パフォーマンスお詫び」の焼肉酒家えびす社長。謝る気がサラサラないのもアレだけど、謝りゃいいってモンでもなし。ちゃんとしたお詫びが出来る人間は、そもそもこういう事態を引き起こさないってことか。それにしても、こういう痛いお詫び会見を見る度思いだすのが、火災で大勢の死者を出した、ホテルニュージャパンの故・横井社長。あの「謝罪会見に蝶ネクタイ」を超える人物は、いまだ出て来ていないと思う。これからも出て来ませんように。 今井舞(いまい・まい) 週刊誌などを中心に活躍するライター。皮肉たっぷりの芸能人・テレビ批評が人気を集めている。著書に『女性タレント・ミシュラン』(情報センター出版局)など。 【この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます】 ・批判も覚悟し、「24時間マラソン」ランナーを徳光和夫にした理由 ・松山ケンイチ&小雪の結婚会見で、誰よりも「女」だった存在とは ・『オールスター感謝祭』の猫ひろしに見たホンモノ感 最終更新:2019/05/22 19:28 次の記事 沢尻エリカのXデーまであとわずか! ネガティブ情報のリーク合戦が勃発? >