[ジャニーズ・メディアの裏側]

なぜこの人が？　既婚ジャニタレに共通する”ある事情”

2010/11/29 08:00

　毎年、この時期になると「ジャニーズタレントの”駆け込み婚”」といった見出しが週刊誌に躍るが、しばらくは落ち着きそうだという。

「TOKIOの長瀬智也と相武紗季のカップルが結婚までの”最短距離”かと思われたが、相武は仕事も順調で、まだまだ先になりそう。年上の元OLと長年交際しているSMAPの香取慎吾にはなかなか結婚のOKが出ないというし、”長すぎる春”にならなければいいのだが……」（女性誌記者）

　最近では、少年隊の東山紀之が昨年交際が発覚した女優の木村佳乃とジャニー喜多川社長の誕生日の10月23日の入籍したが、実は、結婚したジャニーズタレントにはある共通点があるという。結婚したジャニタレといえば、今やジャニーズのトップに君臨するマッチこと近藤真彦、「少年隊」では東山と植草克秀、SMAPでは木村拓哉、TOKIOでは山口達也、V6からは井ノ原快彦、それに離婚はしたものの古株では岡本健一が結婚したが、彼らにどんな共通点があるというのだろうか？

「マッチとヒガシはすでに取締役だが、結婚を許されているのは今のところ、将来の役員候補と目されているタレントのみ。ただ、SMAPはチーフマネージャーの飯島さんの管轄だから役員候補にはなり得ないが、ジャニーさんがなかなか結婚をOKしない。最近、ジャニーさんの体調不良説が流れており、今後10年以内に体制が変わることになるだろう。とりあえず、”つなぎ”でメリー喜多川副社長の娘、藤島ジュリー景子氏が社長になることはあるかもしれないが、いずれは社長・マッチ、副社長・ヒガシの体制が確立される。そうなった時には取締役が植草、岡本、井ノ原、山口で固められることになるだろう。当然、キムタクは”蚊帳の外”だが」（芸能プロダクション幹部）

　長年、次期社長候補として「マッチVSヒガシ」の構図が煽られていたが、どうやら長兄・マッチに軍配があがったようだ。

「ジャニーズタレントとしてマッチが20年ぶりに今年の日本レコード大賞のステージに立つが、マッチ体制になった際は積極的にレコ大に参加するという意思表示なのだろう。現場の事情などを知り尽くした元タレントがトップに立つことは、内外においても諸刃の剣。ただ、超几帳面でナルシストの東山に比べたら、多少は情がありそうなマッチの方が下のスタッフやタレントはやりやすいと思うが」（同）

　今後結婚するSMAP以外のタレントがいるとしたら、将来の役員候補と考えてよさそうだ。