サイゾーウーマン海外キム・キャトラルが「SATC」のサマンサ役を蹴った過去や金銭問題を告白 海外 キムの人生を変えた一作 キム・キャトラルが「SATC」のサマンサ役を蹴った過去や金銭問題を告白 2010/10/13 16:00 セレブキム・キャトラル キム以外のサマンサなんて考えられない! 『Sex and The City』シリーズで、セックスをスポーツのように楽しむ熟女サマンサを演じ、大ブレイクしたキム・キャトラル。酷評も少なくなかった『Sex and The City 2』だが、キムは第三弾への出演意欲満々。いたるところで「やりたくてたまらない」と発言している。そんな彼女が、最新インタビューで、90年代半ばにサマンサ役のオファーを受けたとき、役のキャラクターが心に響かずに繰り返し断ったと告白した。 過去のインタビューでも『Sex and the City』出演オファーを蹴ったと明かしているキムだが、英「Daily Mail」の最新インタビューで、「実は3回も断った」と告白。「ドラマ化の話が出る前に原作小説を読んだのだけど、気が滅入るような内容で、思わず床に放り投げてしまったわ」「出演オファーをもらってから読み直したけれど、改めて私向きじゃないと思ったの。何も共感できないというか、登場人物に感情投入できなかったのよ」と赤裸々に語った。 「サマンサに魅力を感じられない」と繰り返し断ったキムだが、どうしても諦められなかったプロデューサーは何度も話し合いの場を設け、必死に説得。「彼らが時間をかけて、きちんと説明してくれたことで、サマンサは単なるおバカな2次元キャラクターじゃないって納得できたの」と、出演を決意したと語った。 また、「ドラマとしての放送が始まったときは、エピソード出演分のギャラしかもらっていなかったの」「シリーズがヒットして、DVDが販売されるようになった。それを知った私はすぐに、DVDの利益をもらう権利があるって主張したわ」と契約に関する秘話も披露。「お金が絡むと急にシビアになるってわけじゃないのよ。親から叩き込まれた原理に基づいて行動しているわけよ」と、極貧生活を送っていた母親から受けたお金の大切さについての教えを、今もきちんと守っているだけだと強調した。 「『Sex and the City』のおかげで、本当に興味のある仕事だけ引き受けることができるようになった」「やりたくないことにノーと言っても何ら支障がないのよ。女優業だけでなく、全てのことにおいてね。これってすごくレアなことなんだから」と、金銭的に豊かにしてくれた『Sex and the City』に感謝していると語っている。 演じているサマンサが強烈な個性を持つキャラクターであることから、多くの人がキムと役柄イメージを重ねて見るようになった。これまで「私はサマンサとは違う。セックスは好きだけど……男性を狙うなんてとんでもない!」「3回離婚しているけど、性の不一致とかではなく、仕事が忙しすぎてすれ違いが多くなったから」と反論していたキムだが、「サマンサのようにセックス大好き、シモネタ大好きな人間だと思われても仕方ない、と思うようにしたわ。諦めがついた」とコメント。 「サマンサが実在するって思ってくれることは、役者冥利に尽きることだしね」と言うキムだが、スーパーで買い物をしてるだけでも、見知らぬ人から「女性のオーガズム」や「ガン闘病」について聞かれることが多く、プライベートの境界線を越えられることはさすがに嫌だと断言。「ファンに対して失礼な態度はとりなくないけれど、プライベートな時間は邪魔されたくないの」「安らげる場所が、どこにもないと感じるのは辛いわ」と語り、「ロンドンの地下鉄に乗るときは帽子を深くかぶるようにして、私だってバレないようにしているの」と、大スターとなった今でも普通に公共の交通機関を使っている、とびっくり発言も飛び出した。 54歳になるキムは現在、リバプールで公演されているシェークスピアの舞台『アントニーとクレオパトラ』でクレオパトラ役を熱演中。舞台は11月13日まで公演され「サマンサ以外の役も演じられるということを、ぜひ多くの人に見てもらいたいわ」と笑顔でアピールしている。 『セックス・アンド・ザ・シティ2 [ザ・ムービー] Blu-ray & DVDコレクターズ・エディション(3枚組) 【初回限定生産】 』 祭りの後の淋しさよ 【この記事を読んだ人はこんな記事も読んでます】 ・サマンサ姐さんこそ主役よ! 『SATC2』でもチョメチョメ連呼で大発奮 ・『セックス・アンド・ザ・シティ』エロ女社長直伝の愛のテクニック ・サマンサとの絡みが……あの精力絶倫キャラがSATC2の出演を断念 最終更新:2010/10/13 16:00 次の記事 亀梨和也がキムタク化? 「ぶりっ子は大事」と「an・an」で説く >