『セックス・アンド・ザ・シティ』エロ女社長直伝の愛のテクニック

　女性たちの間で一大ブームとなっている『セックス・アンド・ザ・シティ』。先月23日には映画版が公開され、さらなる加熱ぶりを見せている。そんな中、セックス中毒にしてヤリ手女社長のサマンサ役を演じるキム・キャトラルが性技を披露する『サティスファクション』なる翻訳書が8月に出ていた。「気になる本の中身は?」と本人に体当たりしたいところだが、さすがに海外取材は無理。ということで、同書を出版したエクスナレッジの編集者・深澤晴彦氏に話を聞いてみると……。

「キムは、セックスにオープンな役柄のイメージとは裏腹に、実生活ではオクテだったらしく、ギャップに悩んでいたみたいなんですが、本書の共著者でもあるパートナーとの出会いがきっかけで、多くのセックステクニックを学んだそうです。そんな実体験から生まれたのが本書というわけです。女性目線の愛撫や性技がイラストで丁寧に解説されていますから、ぜひ恋人や夫婦同士で」

　ちなみに、エロスといえばこのお方、本誌連載「愛のズルむけい地」でもお馴染みの岩井志麻子先生に本書を読んでいただくと、こんな感想が！

「これほど、本当の意味で”使える”本はない。そして、役立ち学べる実用書なのに愛とロマンと創造性にもあふれているのだから、たまらない。読めばサマンサにはなれなくても、サマンサの気持ちと気持ちよさは味わえる」

　パートナーとマンネリぎみに陥ってる読者諸兄は、ぜひとも同書をベッドサイドに置いて、新たな性生活の扉を開いてみてはいかがでしょうか?
（編集部／「サイゾー」10月号より）

『サティスファクション 「SATC」サマンサからの愛の贈り物』

書店ではシュリンク（ビニール包装）されて売られているそうです。

『サティスファクション 「SATC」サマンサからの愛の贈り物』
「クリトリスの痙攣」「肛門を刺激する」「馬乗りでバックから挿入する」といった、ちょっと後ずさってしまうような卑猥な言葉が目次に並んでいるが、あくまでもマジメにセックスに取り組むための実用書。著／キム・キャトラル&マーク・レヴィンソン イラスト／フリッツ・ドルリー 訳／清水由貴子　発行／エクスナレッジ 価格／1050円（税込）

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