サイゾーウーマンカルチャー女性誌レビュー男性を狂わすテクは、AV女優から学べ! 「an・an」の際限なしのエロ企画 カルチャー [女性誌速攻レビュー]「an・an」9月8日号 男性を狂わすテクは、AV女優から学べ! 「an・an」の際限なしのエロ企画 2010/09/01 16:00 女性誌速攻レビューan・an 「an・an」(マガジンハウス)2010年9月8日 ”地デジカ”の露出が増えてきて、ああそろそろ地デジ対応しなければなーとお考えの人も多いかと思います。そんななかでの「テレビ大好き!」特集。「地デジ化しないと見れなくなっちゃうよ!」というメッセージが含まれているのでしょうか。そんな大特集はとともに注目したいのは、「Hって楽しい(はぁと)ピンクカルチャー for girls」。まずは、トピックからチェック! <トピックス> ◎何があっても、見逃しません! 私たちの偏愛TV番組3 ◎テレビのスキマ☆コラム集 ◎ピンク(はぁと)カルチャー for girls! ■AV女優の作品を、お手本にしてみては? って…… 大特集は後で解説するとして、早速ピンクカルチャー企画にまいりましょう。事あるごとにセックス企画を作りたがる「an・an」のむっつりスケベ(セックス、お金儲け)根性はもう分かったつもりでいましたが、まだ甘かった……。今回は”カルチャー”という括りのため、映画、本、ダンス、漫画、スクールから、AV、秘宝館、フェティッシュイベント、など多角的にエロ業界をながめたトピックが並びます。直接エロをイメージさせるイラストや写真が使われていないため、安心してうっかり「女性も入りやすいピンク映画館、いいわね」「ローション講座? なにそれ~」なんて読み始めてしまうと大事故に繋がります。というのも、 「SM女王様が男性のお尻の扱い方を伝授する”おしり入門”、ローションメーカーの社員による”ローション講座”といった興味深いものばかり。」 という一文がしれっと入っていたり……。熱心な生徒さんが集まりそうでございます。また、『おねがい!マスカット』(テレビ東京系)で知名度を上げた、AV女優のRio、吉沢明歩のタイトルを紹介し、「彼氏と見ても◎。セルフ潮吹きシーンは見もの」「男性を狂わすようなテクニックが知りたい人は、彼女のVが参考になりそう」と、男性向けAVを”性の教科書”という間違った認識をひた走る「an・an」。そっちに振り切れちゃったのですね。 ■NHKの男性アナウンサーに注目しちゃった! そして、テレビの大特集は、向井理、宮根誠司、バナナマン、吉高由里子のインタビューや、唐突すぎる「NHKって、おもしろい!」企画、海外ドラマのイケメン紹介などなど盛りだくさんな内容。そこで、どうしても気になってしまうのが、6ページも割いて取りあげているNHK。NHKのツイッターの中の人に質問するのは序の口、『あさイチ』の収録潜入、札幌局に異動したあの登坂淳一アナも登場する胸キュン男性アナウンサー紹介、その他トピックもしっかりしていて面白い! けど、あまりに唐突すぎてお金のにおいがする……のは気のせいですよね! その他、「妄想しちゃっていいですか。夏ドラマの最終回を大予想!」なんて野心的な企画も登場。ドラマ好き女子4人が、本当に最終回を妄想しているだけの内容に4ページも割き、中だるみ感が否めません。っていうか、1ブロック読んだだけで飽きました。だって、ただの飲み屋かファミレストークなんですもの。 今号も、やはりエロへの爆走が止まらなかった「an・an」ですが、良識ある健全な女性のみなさんは、いかにこの特集で提案されてる内容が偏ったものであるか、理解されたことと思います。間違っても、セルフ潮吹きの特訓や、お尻拡張の勉強のためにスクールに通うなどなきよう、注意していきましょう。我らの敵は男ではなく、”ガールズ”や”モテ”という仮面を被り体や財布を狙う小賢しい奴らなのです。 (二宮まい) 『ちつ☆トレ [単行本(ソフトカバー)]』 「an・an」イチオシの膣トレだぞ★ 【この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます】 ・佐々木希の下着姿にだまされるな! エロ本化が加速している「an・an」 ・「an・an」で友近が”恋愛勝者”論を語る! 脱芸人化する友近はどこへゆく? ・「彼の”袋”を感じろ!」「an・an」セックス特集は、謎の職業”ヒーラー”が活躍 最終更新:2010/09/01 16:00 次の記事 ナイツ、鈴木紗理奈、亀田兄弟……「逃走中」でいい人度チェック! >