【ジャニーズJr.チャンネル便り】

7 MEN 侍「ジャニーズオーディション」の猛者明らかに、少年忍者は「5忍者」タグが波紋呼ぶ【ジャニーズJr.チャンネル週報】

2020/11/08 21:00
中村チズ子(ライター)

 ジャニーズ事務所が動画配信サイト・YouTubeに開設した「ジャニーズJr.チャンネル」。現在、少年忍者(水曜)Travis Japan(木曜)7 MEN 侍(金曜)美 少年(土曜)HiHi Jets(日曜)がオリジナル動画を投稿中だが、その出来ばえは実にさまざま。そこで、「しょせんジャニオタ向け」と切り捨てるにはもったいない動画と、「ジャニオタでもしんどい」動画をジャニーズウォッチャー・中村チズ子が解説&ツッコミ! 今回は、10月29日~11月4日公開の動画をチェックします!

7 MEN 侍・矢花、ジャニーズオーディション4回の猛者

 10月30日の動画は「7 MEN 侍【ジャニーズオーディション必勝法】知られざるエピソードが連発!!」。今回は「話術を磨け! ラジオ企画」と題して、6人がラジオ番組風のトークにトライ。しかし、ただ会話するだけでなく、「ことわざを入れながら話す」(矢花黎)など、秘密のミッションも同時進行しており、メンバーはかなり頭を使いながら撮影に臨んでいたようだ。最初のトークテーマは、それぞれの「入所時期と同期たち」。彼らの中で最もベテランなのは、2009年10月3日にジャニーズ事務所に入所した中村嶺亜。11年に入った菅田琳寧はTravis Japan・松田元太、Sexy Zone・松島聡が同期で、「当時、100人ぐらい集められてた。午前の部と午後の部で。A・B・Cパターンに分かれてて。Aに元ちゃんとかいたの覚えてる」と、語った。

 さらに、「バナさんもだから一緒でしょ。たぶん、そういう感じでしょ? A・B・Cパターンみたいな」(菅田)と振りを受け、矢花は「俺は3人ぐらいに分けられて。次も呼ばれるけど、いい位置にはいないとこを。そこから5年くらいずっとそのままだったから」と申告。矢花の場合は「たぶん琳寧くんが一緒だから」(矢花)「じゃあ、元ちゃんとかとも一緒なのか」(菅田)と同期も曖昧なほど、あまり目立つ機会もなく仕事を続けていたという。

 そんな状況とあって、矢花は「King&PrinceのKINGの3人(高橋海人・永瀬廉・平野紫耀)とか、どっちかって言ったら歴だけで見たら後輩みたいな話になったけど、それで要は、“くん付け”とかじゃなく、タメ語で話したりっていうのは考えられないんだよね」とのこと。ここで、佐々木大光が高橋や平野のモノマネをし、タメ語を試していた(モノマネはキンプリファンから叩かれてもおかしくないクオリティーの低さ)。


 11年8月27日に合格した本高克樹は、オーディション会場で振付師が「こんな速さで(ダンスが)覚えられなかったらJr.になんかなれねぇよ」とつぶやいたのを聞いてしまい、「俺もう、Jr.になれないんだ」と、半ば諦めたそう。かたや、矢花が「俺は最初に、その琳寧くんたちと同じ11年で受けた後に、そこから1年間コンサートに出なくて。ここ(今野大輝)のオーディションも一緒に受けてる」と明かすと、菅田は「琳寧、実は克樹のオーディションも一緒に受けてるの。琳寧もキスマイ(Kis-My-Ft2)さんのデビュー前のオーディション受けてる。琳寧、2回オーディション受けてる」と、告白。

 特に矢花は「俺、たぶん4回ぐらい(オーディションに参加した)。何回も名札つけたもん。オーディション生はみんな名札が置いてあるんだよね。名札を持って、レッスン着に、ここに安ピン(安全ピン)でつけて」と、オーディションのベテランだと判明。選出方法は時期によって異なり、エリートコース、ダンスができる即戦力の子を採用するコンサートJr.のオーディションなど、さまざまなケースがあるようだ。

 一方、12年にジャニーズ入りを果たした今野はオーディション後にそのままジャニーズ伝統の舞台『SUMMARY』のリハーサルに出たといい、矢花は「ある意味、あの年のエリート組に入ってた。俺は『SUMMARY』出れなかったから」「練習はしたよ」と、ボソリ。なお、今野が「海パンJr.やってました」と言うと、「伝説の!?」(矢花)「海パンJr.やったことあるの!?」(本高)と、驚きのリアクションが。Jr.ファンの間でもたびたび話題になる「海パンJr.」(または水着Jr.)ネタだが、本人たちは「海パン恥ずかしいよなぁ~」(中村)「マジで恥ずいのよ」(今野)「思春期だからね。中学生なんて」(中村)と、ぶっちゃけていた。

 そして、佐々木が15年5月2日のオーディションについて、「過去史上(参加者が)一番少なかった」と話したところ、またも矢花が「ちなみに僕はその中にいました」と、苦笑い。「Jr.はさ、3種類あるじゃない。エリートでいく子と、定期的に呼ばれる子と、何回もオーディションに混ぜられる子と……」と解説するも、本高は「俺、その枠知らなかった」と、ビックリ。もはや、“ジャニーズオーディションマスター”の矢花が「(履歴書をあらためて)送る子もいるし、呼ばれて行ったらまた名札があって……」と補足すれば、本高は「もう入所日そっち(15年)でいいじゃん」と指摘し、佐々木も「お前、あんまり図に乗るなよ」と、ツッコんでいた。

 こうして、矢花は菅田、今野、佐々木とオーディションに同席していたという、メンバーも衝撃の新事実が発覚。本高は「スゴい泥臭くジャニーズに入られたんですね」「ジャニーズでも、オーディションを語れる人間って、あんまいないと思うよ」と皮肉交じりに称えていた。ちなみに、矢花以外のミッションの内容は伏せられた状態だが、視聴者は「この人に与えられた指示は何か」と、繰り返し見たくなる内容かもしれない。その正解は後編の動画で明らかになるようだ。再生回数は11月6日時点で26万台。


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