サイゾーウーマンカルチャーインタビュープリクラ20周年の変遷をたどる カルチャー フリュー株式会社・稲垣涼子氏インタビュー【前編】 プリクラ誕生20周年! 女子高生の「なりたい自分になる」は、どう実現されてきたのか? 2015/10/24 18:00 女子カルチャーインタビュー “美人目ヂカラ”で人気を博した2007年登場の「美人‐プレミアム‐」 “プリクラ”誕生から20年。ブームは廃れることなく、若い女性のエンターテイメントツールとして、また日本の“カワイイ”文化の1つとして定着した。 プリクラ(以下プリ機、またはプリ)が誕生した1995年当時は、友達との記念撮影目的で多く利用されていたが、ほどなくらくがき機能が登場し、全身(ひざ下まで)が撮影できるようになるなど、遊び方や用途の幅が広がっていった。2000年代に入ると、ユーザーがカメラの位置を動かしたり、撮影ブースにソファが設置されたり、また持参したアイドルの写真を取り込んで一緒に撮る、象の背中に乗っているように見せるといった合成機能も発達。さらには、ケータイの普及に伴い、2000年頃から、ケータイに画像が転送できるようにもなった。 そして、何より大きな進化を遂げたのは、写りの仕上がりである。99年頃から美白機能が搭載され、ストロボで鼻や口が飛ぶほど肌を白く撮影できるようになった。肌だけでなく、目を大きくする画像処理も今ではすっかり一般的だ。 業界シェア70%(※)を誇るフリューのプリントシール機事業部 企画部 部長・稲垣涼子さんは、次のように語る。 「07年に登場した当社の『美人‐プレミアム‐』は、“美人目ヂカラ”というコピーで訴求し、大ヒット。当時、読モブームで、つけま、カラコンが流行した頃です。以降、目が大きいことがプリ機の代名詞のようになり、女の子が求めることを叶えていくとどんどん目が大きくなり、このままいったら顔からはみ出してしまうのではないかというくらいになりました」 ナチュラルな仕上がりを打ち出した「LADY BY TOKYO」(11年) 11年、転機が訪れる。そういった不自然な画像処理からの脱却である。 「“新・極上ナチュラル”と称してナチュラルな仕上がりを打ち出した機種『LADY BY TOKYO(レディ バイ トウキョウ)』を発表しました。不自然と感じられる画像処理で“盛る”のではなく、写真スタジオで撮影したかのように自然で繊細な仕上がりを提案したことで、プリ業界では革命と言われる機種となりました。また、それまで暗黙の了解だった“画像処理”も女の子たちにとって当たり前のものになってきたとして、自分の好みで目の大きさなどを選べるようにしていきました。そこから“小顔感”や“目の形”など撮影者が選択できる項目も増え、14年以降はさらに進んで、お砂糖系、エッヂィ系など、ユーザーが好きな雰囲気で機種を選ぶ時代になりました」 プリ機は、機械まかせで「とにかく盛る」時代を経て、自分の好みに合わせて細かく設定を選び、「なりたい自分になる」という欲望を叶えるツールになったのである。 12次のページ Amazon 『GIRLS' TREND特別編集 GIRLS' PHOTO いいね! と言われるスマホ写真テク』 関連記事 化粧も加工も同じ――「NYLON JAPAN」編集長が語る、自撮り女子の自意識と“かわいい”の見せ方自意識過剰? 「1日2時間シャッターを切る」自撮りをやめられない女たち「ジューシィメイク」「ロースキンメイク」トレンドの“顔”が映し出す、女の願望と社会「あした、なに着て生きていく?」キャッチコピーが示す、女子の“気分”とファッションの“空気”「ブスといじめた者への究極の復讐」“整形モンスター”ヴァニラは本当に異常なのか? Facebook Twitter プッシュ通知を受け取る クリックしてプッシュ通知を有効にする クリックしてプッシュ通知を停止する 暮らしのおすすめ記事 値段が高すぎるとの声も……【松屋】1,390円チャーシューエッグ丼、実食して残念な気持ちになったワケ 食べ物 【ジョブチューン】ガストランキングTOP10「合格・不合格」結果まとめ! パーフェクト「明太もつ鍋」実食レポ 食べ物 【ヤオコー】594円クリスマス限定チキンは買い! 「香味どりローストレッグ」ハイレベルなおいしさ 食べ物 食後に眠くならないランチと食べ方は? 食養生のプロが教える、コンビニ食材やレシピ 食べ物 元美容師がおすすめ、ドラッグストアで買える「冬限定シャンプー&トリートメント」ベスト3! 「いち髪」は子どもにも◎ 暮らし 暮らし一覧へ 男性アイドルのおすすめ記事 キンプリ、SixTONESの売り上げ超えたラポネのグループは?【2024上半期ボーイズグループ初週ランキング】 男性アイドル SixTONES・松村北斗、「しくったな……」“友達になりたい人”との食事会で反省のワケ 松村北斗 キンプリ新曲、売り上げ23.7万枚で前作からダウン! 花火イベントもハプニング発生でファン嘆き King&Prince Snow Man・ラウール、『FNS歌謡祭』ダンスコラボメンバーは「結構チーム感がある」 ラウール KAT-TUN・亀梨和也、自身が手掛ける19万9,100円のジュエリー発売で「買えない」嘆くファンも 亀梨和也 男性アイドル一覧へ