サイゾーウーマン芸能テレビテレビツッコミ道場感動歌番組がバラエティ調に! ナゾのカメラワークの正体とは? 芸能 [TVツッコミ道場] 感動歌番組がバラエティ調に! ナゾのカメラワークの正体とは? 2008/10/10 08:00 TVツッコミ道場 TBS『あなたが聴きたい 歌の4時間スペシャル』HP 今日ツッコませていただくのは、10月7日放送のTBS『あなたが聴きたい 歌の4時間スペシャル』。のはずだった。だが、テレビをつけた瞬間、ちょっと目を疑った。 「これ、『あらびき団』????」 画面には東野も藤井もうつっていないし、司会は安住紳一郎。登場するのは、芸人ではなく、演歌歌手や往年のアイドルたち。なのに、その空気は、なぜか「あらびき団」なのだ。 どこがなんだろう? モヤモヤした思いを抱えつつ、番組を観ていると、大御所の演歌歌手を前に、いつになく硬い安住が、吹き出すのをこらえたような半笑いでトークを仕切っている。どことなく不謹慎な感じが否めないが、そんなことよりおかしいのは、カメラワークだった。 豪華なソファがズラズラ並んだゴージャスなナイトクラブ風のだだっ広いセットのなか、隅っこにただ一人、ぽつんと座る安住。歌手が熱唱しているにもかかわらず、そっちはおかまいなしで、なぜか不意に、ボケーッと眺める安住の表情がアップで抜かれたりする。ギターやドラムも、ソロパートの見せ場なら良いが、どうでもいい無防備なところばかりアップで写し出されていた。 カメラはめまぐるしく切り替えられ、水谷豊の手がズボンのポケットにつっこまれているのをズームしてみたり、安住が小さく横ノリしている「後頭部」をズームしてみたりと、不思議な構図を連発する。また、なめまわすようなカメラワークで、客が入り口から入店し、ステージに上がっていくような不思議な視点で、歌手まで一気にズームする。ソファの裏側とか、丸写りだが、そんなことおかまいまし。正面で歌手が真剣に歌う姿がボヤけているのに、なぜか遠くに座る安住や、手前にあるライト、ワイングラスに焦点が合っていたりする。 これ、何でも「引き」の画で終わらせ、余韻を持たせて笑いをとる「あらびき団」の手法にもよく似ていて、「カメラマン! 焦点、おかしいでしょ?」と、すかさず東野のツッコミが響きそうだ。そういえば、同じTBSですし。 傑作だったのは、ジェロが歌い終わるとき。大きく映し出されたライトのずいぶん後ろに、ものすごくミニサイズのジェロがちんまり映っていた。何かの魔法? また、欧陽菲菲が歌っているときなど、ばかでかいシャンデリアに焦点が合わされ、常にシャンデリアや調度品越しにぼんやり映し出されていたのは、何かの悪意ではないかと思ったほどだ。 あまりの凄まじいカメラワークに、笑い死にさせられそうになり、念のためカメラマンのクレジットを確認したが、残念ながら、「あらびき団」の人ではなかった。ただし、「うたばん」の人のようでした。やっぱり悪意? (田幸和歌子) 【関連記事】 マナ・カナもすっかりオトナ!? 夜のヒ・ミ・ツに思わず赤面っ 【関連記事】 波平が美容院に! ネタを地でいく「サザエさん」ワールド 【関連記事】 あらびき団に恐怖の団長降臨! 藤井・東野大慌ての理由とは……? 最終更新:2008/10/16 13:13 次の記事 ファン絶叫! 木村拓哉と香取慎吾、衝撃キスの真相 >