芸能界、やっぱり甘すぎ

TOKIO・山口はどうなる? 「未成年わいせつ」報道で解雇・謹慎した芸能人の明暗

2018/04/30 11:45
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ぐっさんが復帰しても歓迎は難しいなー

 女子高校生に対する強制わいせつ容疑で書類送検されたTOKIO・山口達也。ジャニーズ事務所は山口に対して無期限謹慎処分を下したが、果たして復帰の見込みはあるのだろうか?

 山口は4月26日の会見で、「これからどうしていくかは、私には言う権利はないんですけど、山口達也、TOKIOでありたいと感じています」「もし待ってくれる場所、席がそこにあるなら、またTOKIOとしてやっていけたらな」と、復帰に向けて意欲を示した。これに対してネット上では「もう復帰の話? どういうつもりなの?」「反省してないな。呆れるわ」と疑問の声が続出し、翌27日放送の『ビビット』(TBS系)ではMCを務める国分太一がTOKIOの一員として「そんな甘えた言葉は聞きたくなかった」と厳しく非難している。

「未成年に対する問題行動を報じられた芸能人は多くいますが、人によって処分が大きく違います。極楽とんぼ・山本圭壱は2006年7月に10代少女に対して、飲酒をさせた上に性的暴力をはたらき、書類送検に。吉本興業から解雇を言い渡されました。表舞台から消えた山本は、肉巻きおにぎりの販売員として働いたり、山奥の寺で修業をしたのち、14年に芸人活動を再開。16年に再び吉本興業所属となりましたが、ネット上では『誰も望んでない』『見るだけで気持ち悪い』と、今も冷たい声が浴びせられています」(芸能ライター)

 一方で、1994年に淫行事件が報じられ逮捕にまで至った板尾創路は、ノーダメージのまま芸能活動を続けている。当時、板尾は14歳の女子中学生にみだらな行為をしたとされ、大阪府青少年健全育成条例違反容疑で逮捕。芸能活動も謹慎となったが、相手が18歳と年齢を偽り、さらに合意の上での行為だったことなどから4カ月で復帰。その後も変わらず活動を続けている。

「98年、東国原英夫は“そのまんま東”だった芸人時代に、渋谷のイメクラで16歳の少女から性的サービスを受けたため、警察から事情聴取を受けて5カ月の謹慎処分に。しかし、こちらも店側が少女の年齢を20歳と偽っており、警察側も『あなたが(相手が未成年だと)知らなかったことは知っています』と言ってきたそうで、立件には至らず。東国原はその後、宮崎県知事に就任した上、テレビでこの騒動をネタにするなど、本人も問題視してないようで、活動へのダメージはありません」(同)


 最近では、17年に狩野英孝が17歳の女子高生との淫行疑惑で謹慎した。狩野は相手について「22歳だと聞いていた」と答えており、本当の年齢を知ってからは「会っていない」とコメント。謹慎は4カ月で解除さけて今も普通に活動を続けるなど、こちらも大きなダメージにならなかった。

 山口の一件はジャニーズとあって大きく報じられることとなったが、被害者とはすでに和解しているという。ただ、現時点で復帰に意欲を示しても、果たして、それを世間が許すのだろうか――。

最終更新:2018/04/30 11:45
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