平手友梨奈の「チケット0円投げ銭ライブ」で思い出す……松本人志の“伝説ライブ”とは?
【サイゾーオンラインより】
元欅坂46の平手友梨奈が、初のワンマンライブをチケット代0円の“投げ銭”スタイルで行うことを発表。ネット上では「なぜ?」と疑問の声もあり、物議を醸しているようだ。
目次
・平手友梨奈の投げ銭ライブ、先行抽選とは?
・平手友梨奈、投げ銭は「強い意志と自信」の表れか
・「こんなことばかりさせないでほしい」事務所への不満も
平手友梨奈の投げ銭ライブ、先行抽選を実施
「平手さんはクラウドナインに移籍して以降、同社社長がSNSに拘束衣を着た平手さんの写真と共に『ドタキャンされたら困るので拘束しておきました』と投稿したり、新曲ではド派手な衣装でイメージを一新したりと、話題性に富んだプロモーションが目立ちますね。クラウドナインは超人気歌い手のAdoさんを抱えている事務所だけあって、平手さんにも新規の若いファンが増えているようです」(エンタメ誌編集者)
平手は4月29日、千葉・千葉市蘇我スポーツ公園で開催された音楽フェス『JAPAN JAM 2025』に出演。自身の楽曲「bleeding love」「ALL I WANT」「イニミニマイニモ」などをパフォーマンスした後、8月21日に初のワンマンライブ『平手友梨奈 1st LIVE “零”』を東京の大型ライブハウス「Zepp DiverCity」にて開催することを発表した。
なお、同ワンマンライブは前売りチケットは無料(ドリンク代別)で、終演後に投げ銭が実施されるそう。5月24日より一般発売がスタート予定だが、平手の所属する「クラウドナイン」の公式アプリでは現在、プレミアム会員(月額1000円)向けに先行抽選受付を行っている。
平手友梨奈、投げ銭は「強い意志と自信」の表れか
入場無料の投げ銭ライブは、若手芸人のお笑いライブや、小型ライブハウスでマイナーなミュージシャンが行うケースなどは珍しくないが、平手ほどの有名人が行うことは稀。彼女が投げ銭ライブを行うメリットについて、芸能ジャーナリスト・竹下光氏はこう話す。
「話題作りという側面も多少はあるとは思いますが、プロ意識の高い平手さんのことですから、それだけ来てくれた観客が満足するだけのライブを提供するという強い意志と自信が感じられます。それにプラスしてライブを観るためのハードルを下げることで、より多くの人たちに自身のパフォーマンスや楽曲を知ってもらい、ファン層の拡大に繋げたいといったプロモーション的な狙いもあるのではないでしょうか」
実際、平手の投げ銭ライブは大きな注目を集めているが、一方で平手の人気の高さをよく知らないネットユーザーからは「無料にしないと会場が埋まらないほど人気なくなったの?」「アイドルやめてファンいなくなっちゃったのか」などと誤解するような反応も散見される。
さらに、一部ファンからは「普通にパフォーマンスだけで通用する子なのに、こんなことばかりさせないでほしい」「話題先行の新人みたいな売り出し方はちょっと……」といった事務所への不満も見られる。前出の竹下氏が話す。
「欅坂46時代には8作連続でシングル表題曲のセンターを務めるなどカリスマ的な人気を誇り、トップアイドルだった平手さんだけに、投げ銭ライブを行うことに対しては違和感を抱いたり、落ちぶれたような印象を多くの人に与えかねないと危惧するファンもいるのでしょう。ただ、先ほども言ったようにそれだけ来てくれた観客を満足させられるという自信の表れとも思えます」
松本人志が行った「投げ銭ライブ」とは?
有名人による投げ銭ライブといえば、ダウンタウンの松本人志が1995年に日本武道館で行った大喜利ライブ『松風 ’95』が有名。前出の編集者が言う。
「松本さんが『写真で一言』スタイルの大喜利を100連続で行うシンプルな内容で、料金は客が判断して後払いするスタイルでした。ただ、興行的には大赤字だったそうで、当時松本さんは『タダで帰るアホな客を入れてしまったのはミスだった』と語っていたものの、ライブ音源のCDを付属した書籍はヒットしたようです」
YouTubeで公開された最新曲「イニミニマイニモ」のミュージックビデオが公開約40日で630万回再生を突破した平手。Zepp DiverCityのキャパは2,400人ほどとあって、チケットをめぐり激しい争奪戦が繰り広げられそうだ。