サイゾーウーマン芸能『白雪姫』、「レビュー爆撃」で不当な評価 芸能 今週の映画ランキング 『白雪姫』、実際は賛否両論でも「レビュー爆撃」で不当な評価……映画興行収入ランキングトップ10 2025/04/02 20:30 サイゾーウーマン編集部 映画 【サイゾーオンラインより】 (写真ACより) 最新の全国週末興行成績ランキング(興行通信社調べ、3月28~30日)で、アニメーション作品『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』(3月7日公開)がV4を獲得した。 目次 ・『白雪姫』、やはり賛否両論の一方で「レビュー爆撃」 の問題も ・ポン・ジュノ監督最新作『ミッキー17』の評価が割れるワケ ・7位の『教皇選挙』が「破格の大ヒット」といえるワケ ・全国映画動員ランキングトップ10(3月28~30日、興行通信社調べ) 『白雪姫』の評価はやはり賛否両論の一方で「レビュー爆撃」 の問題も 3月31日発表の全国週末興行成績ランキングで首位をキープした『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』は、「映画ドラえもん」シリーズ第44作目かつシリーズ45周年を記念する作品。週末3日間で観客動員35万8000人、興行収入4億3500万円をあげ、前週を上回る成績で勢いを見せつけた。累計成績は動員247万人を超えており、興収はまもなく30億円に達する。 2位の『ウィキッド ふたりの魔女』(3月7日公開)も4週連続、3位の『白雪姫』(3月20日公開)は2週連続で順位をキープ。それぞれ上映前から話題を呼んでいたミュージカル・ファンタジー映画だ。 シンシア・エリヴォとアリアナ・グランデがダブル主演する『ウィキッド ふたりの魔女』は、週末3日間で動員15万1000人、興収2億4800万円を記録。累計興収は22億円を突破した。 一方、ディズニー初の長編アニメ映画『白雪姫』(1937年)をレイチェル・ゼグラー主演で実写化した『白雪姫』は、週末3日間で動員8万2000人、興収1億1600万円をあげ、累計興収は6億円間近に。そんな実写版『白雪姫』をめぐっては、名作と呼ばれたアニメ版からの“改変”も多く、酷評が飛び交う事態となっているが──。 「興行的に落ち込み、評価も賛否両論の『白雪姫』ですが、さすがに看過できない問題も起こっています。4月2日現在、世界的なデータベースサイト『IMDb』では0点の評価が全体の91.3%にも及び、10点満点では1.6点にまで下がっているんです。これは、多数の人々、あるいは少数の人々が複数のアカウントを利用して否定的な評価に染め上げる『レビュー爆撃』による影響と考えます」(映画ライター・ヒナタカ氏) このレビュー爆撃は映画公開当初からあったが、「いまだに改善は見られない」(同)とか。 「レビュー爆撃はいわゆる『荒らし』行為のひとつであり、オンラインハラスメントです。正当な評価や批判との区別もしにくくなりますし、レビューやシステムの信頼性も大きく低下します。実写版『白雪姫』に激烈な酷評が届いていることは事実であり、映画評論サイト『Rottten Tomatoes』での批評家支持率は40%、観客のスコアは73%とやはり賛否両論ですが、日本のレビューサイト『映画.com』では5点満点中3.2点、『Filmarks』で3.4点とスコアはそこまで低くなく、『思ったよりひどくはない』『普通に楽しめた』などと擁護意見もとても多いんです。だからこそ、作品の本来の評価を見誤らないようにしたいですね」(同) 『パラサイト 半地下の家族』ポン・ジュノ監督最新作『ミッキー17』の評価が割れるワケ そんな中、今回は4位にロバート・パティンソン主演の『ミッキー17』、5位に作間龍斗(ACEes)と山下美月(元乃木坂46)のダブル主演作『山田くんとLv999の恋をする』がそれぞれ初登場(いずれも3月28日公開)。 『第72回カンヌ国際映画祭』にて、韓国映画初となる「パルムドール」(コンペティション部門の最高賞)を受賞し、日本では累計興行収入47.4億円の大ヒットを記録した『パラサイト 半地下の家族』(2019年)などで知られるポン・ジュノ監督がメガホンをとった米映画『ミッキー17』は、“使い捨てワーカー”として搾取され続ける主人公・ミッキー(ロバート・パティンソン)が、あるきっかけで“自身のコピー”と同時に存在することになり状況が激変していく……というSFエンタテインメント。 初日から3日間の動員は7万6000人、興収は1億2100万円を記録したが、ネット上では「いろいろなことを考えさせられる良作」「面白おかしいブラックコメディ」「コメディすぎず、残酷な面もあるけど、絶妙にバランスがとれてる」「展開のジレったさと、作品のテーマがハマらない方にはかなり退屈な映画」などと評価はさまざまだ。 「ポン・ジュノ監督の最新作かつ343スクリーン公開の大作としては物足りない初動成績に見えるかもしれませんが、『パラサイト』は131スクリーン規模で公開初週末の観客動員ランキングは5位スタート。その後、『第92回米アカデミー賞』で非英語作品として初の作品賞受賞という快挙により275スクリーンまで拡大し、3週連続1位を奪取していますから、単純比較はしにくいでしょう。今作はなかなかに刺激的なブラックコメディでもありますし、興行的には“未知数”な作品とはいえそうです。評価もやや割れている印象ですが、劇中の社会風刺は日本でも他人事ではありませんし、ジブリ映画の『風の谷のナウシカ』(1984年)を思わせる要素があることでも日本では話題になっています。『逆襲エンターテインメント』と銘打たれた通りのわかりやすく娯楽性も高い内容ですので、もっとライトに観に来てくれる観客が増えることを期待したいです」(同) 初登場5位『山田くんとLv999の恋をする』、原作ファンからも「違和感なかった」の声 続く5位の『山田くんとLv999の恋をする』は、漫画家・ましろ氏が「GANMA!」(コミックスマート)にて連載中の同題作品を実写化。高校生プロゲーマー・山田秋斗役に作間、彼と出会う大学生・木之下茜役に山下が起用されており、SNS上では作間ファンを中心に「キュンキュンした」「めっちゃかっこよかった」という声が寄せられているほか、「原作ファンだけど実写版も違和感なかった」「美月ちゃんが茜ちゃんを演じてくれてよかった」との評価も。 そのほか、松たか子主演で松村北斗(SixTONES)が相手役を務める『ファーストキス 1ST KISS』(2月7日公開)は、公開8週目の週末を迎えても7位と健闘中。また、封切りから6週目となった『映画 ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』(2月21日公開)は全国85スクリーンと小規模での上映ながら、前週に引き続き10位をキープした。 さらに、SNS上の映画ファンや有名人の間でも話題の香港映画『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』(1月17日公開)は、いまだトップ10入りを果たせていないものの、ここに来て日本語吹き替え版の上映が決定。堀内賢雄や小林親弘ら人気声優らが起用され、4月4日よりティ・ジョイ系列にて先行公開、4月11日からは上映劇場を順次拡大していくと発表されている。日本語吹き替え版の公開によって、作品がどのような広がり方を見せるのか注目だ。 全国映画動員ランキングトップ10(3月28~30日、興行通信社調べ) 1位:『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』 2位:『ウィキッド ふたりの魔女』 3位:『白雪姫』 4位:『ミッキー17』(初) 5位:『山田くんとLv999の恋をする』(初) 6位:『少年と犬』 7位:『ファーストキス 1ST KISS』 8位:『35年目のラブレター』 9位:『教皇選挙』 10位:『映画 ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』 サイゾーウーマン編集部 芸能・ジャニーズ・美容・暮らし・カルチャーなど、さまざまな情報を独自の切り口で発信するニュースサイト X:@CyzowomanC Instagram:@cyzowoman オンナを刺激するニュースブログ[サイゾーウーマン] 最終更新:2025/04/02 20:30 関連記事 作間龍斗&山下美月のダブル主演映画『山田くんとLv999の恋をする』、公開前から否定意見多数も実写化は「成功」?実写版『白雪姫』、3位発進もネット上で酷評続出のワケ――映画興行収入ランキング(3月21~23日)初登場6位『劇場版モノノ怪 第二章 火鼠』は『ウィキッド』に通ずる? 映画興行収入ランキング(3月14~16日)『ドラえもん』史上最高傑作、『ウィキッド』に勝利! 映画興行収入ランキング(3月7日~9日)『アンダーニンジャ』再浮上の理由はフジテレビ問題? 全国映画動員ランキングトップ10(2025年2月28日~3月2日) 次の記事 スノがLDHへ! 『それスノ』がアツい >