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WEST.、アルバム初週18.3万枚で前作から5万枚ダウン……次作シングルで販促キャンペーン実施に「エグい」の声も

2025/03/20 08:00

サイゾーウーマン編集部

　WEST.にとって11枚目のアルバム『A.H.O. -Audio Hang Out-』が初週18.3万枚（18万3,027枚）を売り上げ、3月18日発表の「オリコン週間アルバムランキング」で初登場1位に輝いた。前作『AWARD』（昨年3月発売）に続く首位獲得となるも、初週売り上げは5万枚以上もダウン。そんな中、WEST.側は5月にリリースするニューシングルの発売キャンペーンを発表した。

WEST.、最新アルバムは初週18.3万枚で前作の初日売り上げを超えられず……

　『A.H.O. -Audio Hang Out-』は、初回盤A・B（CD＋DVDまたはBlu-ray）、通常盤（CDのみ）の3種類でリリース。発売初日の「オリコンデイリーアルバムランキング」（3月11日付）だと14万4,041枚という滑り出しとなったが、前年に3形態で出したWEST.初のベストアルバム『AWARD』の初日記録（18万2,933枚）超えはならず。その『AWARD』は初週23.4万枚をマークしており、『A.H.O. -Audio Hang Out-』の初週より5万枚以上売り上げていた。

　なお、オリジナルアルバムだと、2023年3月発売の『POWER』は初回盤A・B（CD＋DVDまたはBlu-ray）と通常盤（CDのみ）、「POWERオリジナルTシャツ付き通販盤【CD+GOODS】」（CD＋グッズ、当時はジャニーズショップオンラインストア限定で販売）の4種展開だったが、こちらは初日20万4,692枚を記録。14年4月にジャニーズWESTとしてデビューして以来、アルバムでは自己最高のスタートを切っていた（初週24.9万枚）。

　それだけに、過去作の『POWER』や『AWARD』と比べると、ニューアルバム『A.H.O. -Audio Hang Out-』の初日・初週記録は少々物足りない数字に思えるだろう。その理由について、芸能ライター・阿部ベア氏が解説する。

「考えられる要因は、WEST.メンバー・桐山照史が今年1月に元バレーボール選手・狩野舞子との結婚を発表したことでしょう。2人は23年4月26日配信のニュースサイト『NEWSポストセブン』と、翌27日発売の『女性セブン』（小学館）の報道がきっかけで交際が発覚しました。その後、ファンの検証によって狩野がSNS上で桐山との親密関係を匂わせるような投稿をしていたことが判明し、大きな反感を買うことに。ファンが嫌悪感を抱く中で2人はゴールインしたため、批判の声がネット上にあふれ返ったんです」

WEST.ファン、桐山照史の結婚で「モチベーション低下」か

　今年2月には同じく「NEWSポストセブン」と「女性セブン」が、桐山と狩野のツーショットをスクープ。両者は2月中旬の夜に、羽田空港の出発ロビーに現れたという。記事を受けて“新婚旅行に出かけたのではないか”と予想の声が上がり、“推しの結婚”で気持ちの整理がまだついていなかったファンたちはさらに落胆。

　1月上旬以降、桐山個人のインスタグラムや公式モバイルサイト・FAMILY CLUB web内の個人連載「きょうのあきと」の更新がストップしていたこともあり、「安否を心配してブログの更新を待ってたのに、新婚旅行だなんてそりゃないよ！」「有料ブログを更新しない、インスタ放置で新婚旅行って、怒らないファンはいないでしょ」といった否定的なコメントが相次いでいた。

　前出の阿部氏によると、WEST.ファンの中には「モチベーションが下がっている人も多い」という。

「桐山の結婚やその後の2人の言動を受けて、グループを応援すること自体、踏みとどまるようになったファンもいるんです。『WEST.に興味を失い始めているからアルバムも買わなかった』といった書き込みが散見されるほか、アルバムの売れ行きが芳しくなかったことに対し、『悪いのは桐山のせい』と名指しで苦言を呈す人も。以前ならば売り上げ貢献のために複数枚買っていたファンたちが1枚ずつしか買わなくなったのか、桐山のファンが“担降り”（ファンをやめること）したのか……」

WEST.、次作シングルの販促キャンペーン発表で「エグい」の声

　一方、WEST.の公式X（旧Twitter）は3月19日にシングル「ウェッサイソウル！ / BIG LOVE SONG」（5月7日リリース）の発売記念キャンペーンを実施すると発表。所属レコード会社・ELOV-Labelのサイトによると、これは応募者の中から抽選でスペシャルグッズをプレゼントするという企画で、A賞は「ウェッシャーツ!!!!!!!」（ベースボールシャツ、バックにメンバー名が入った全7色から希望のカラーを選択）、B賞が「BIG LOVE POUCH」（ハート型ポーチ）で、参加賞は「オリジナル画像」とのこと。

　シングルの初回盤A・B、通常盤にそれぞれ封入されているシリアルコードを使って応募するシステムで、A賞の応募には、1口につき異なるシリアルコード2枚が必要となる（当選者は777名）。B賞の当選者は2,424名で、こちらはシリアルコード1枚で応募可能。さらに参加賞は「ご応募いただいた方はもれなくダウンロードいただけます」（原文ママ）と記載がある。シリアルコードの応募期間は5月6日午前11時～11日午後11時59分までというタイトなスケジュールだ。

　この販促キャンペーンの開催が明らかになると、一部ファンからは「これは複数枚買って、複数申し込みしないといけないやつだね」「意地でも売り上げを伸ばそうとする応募のやり方でエグい」「抽選でグッズプレゼントにして売り上げを上げようって魂胆か……」といった反応が寄せられていた。

　前シングル「まぁいっか！」（昨年9月発売）の売り上げは初日19.2万枚、初週24.2万枚。今回のアルバムの場合は勢い不足を感じさせる数字だったが、次のシングルで巻き返せるだろうか――。