【牛角焼肉食堂】【韓丼】など「丼」メニュー7つ食べてみた! 590円「カルビ丼」うま味が強烈!

2025/01/26 15:00
サイゾーウーマン編集部(@cyzowoman

 突然ですが、2月10日が「豚丼の日」というのはご存知ですか? なんでも北海道の食品メーカーが「2(ぶた)・10(どん)」の語呂合わせとして制定したそうです。なお、これまでサイゾーウーマンでは、豚丼をはじめさまざまなチェーン店の肉系丼メニューを実食してきました。それらをまとめて紹介します!

目次

出前専門店【いきなり!やきにく】「チーズ!牛やきにく丼」1,490円
フードコート専門店【牛角焼肉食堂】「豚タン丼」869円
【松屋】「チーズバーガー丼」850円
【松屋】「チャーシューエッグ丼」1,390円
【韓丼】「さっちゃんのカルビ丼」590円
【すき家】裏メニュー「キング牛丼」1,780円
【かつや】「トリプルカツ丼」869円

※価格はすべて税込み。
※店舗によって取り扱い商品や価格が異なります。

出前専門店【いきなり!やきにく】「チーズ!牛やきにく丼」1,490円

※2024年12月24日時点の情報です。

 「出前館」から注文した翌日、時間どおりに「チーズ!牛やきにく丼」が到着。送料込みで1,890円でした。

大量閉店【いきなり!ステーキ】の出前専門店【いきなり!やきにく】とは? 20cm超え牛肉にびっくり!の画像2
配達時の袋(写真:サイゾーウーマン)

 「肉メシ」と書かれた袋で届けられたので、「なんだろう?」と調べてみると、SBICが運営するデリバリーサービスの名称でした。

大量閉店【いきなり!ステーキ】の出前専門店【いきなり!やきにく】とは? 20cm超え牛肉にびっくり!の画像3
袋入りのタレ付き(写真:サイゾーウーマン)
大量閉店【いきなり!ステーキ】の出前専門店【いきなり!やきにく】とは? 20cm超え牛肉にびっくり!の画像4
牛肉、長ねぎ、たくあんが見えます(写真:サイゾーウーマン)

 フタを取ると湯気が上がりました。チーズがとろけていて、興奮!

大量閉店【いきなり!ステーキ】の出前専門店【いきなり!やきにく】とは? 20cm超え牛肉にびっくり!の画像5
別添えのタレをかけます(C)サイゾーウーマン

 タレの袋には「いきなり!ステーキソース」とあり、原材料にはしょう油、玉ねぎ、おろしにんにくなどが書かれていました。

大量閉店【いきなり!ステーキ】の出前専門店【いきなり!やきにく】とは? 20cm超え牛肉にびっくり!の画像6
肉の下にはきざみのり(C)サイゾーウーマン
大量閉店【いきなり!ステーキ】の出前専門店【いきなり!やきにく】とは? 20cm超え牛肉にびっくり!の画像7
焼肉丼にしては、肉がでかい!(写真:サイゾーウーマン)

 チーズが絡んだ牛肉を箸で持ち上げてみると、焼肉丼らしからぬビッグサイズにびっくり!

大量閉店【いきなり!ステーキ】の出前専門店【いきなり!やきにく】とは? 20cm超え牛肉にびっくり!の画像8
たまらず測ってみることに(C)サイゾーウーマン

 長さを測ると、優に20cmを超えていました。火入れ後にこれだけのサイズとは……焼く前にどれだけ巨大な肉だったのか気になります。

大量閉店【いきなり!ステーキ】の出前専門店【いきなり!やきにく】とは? 20cm超え牛肉にびっくり!の画像9
いただきます!(写真:サイゾーウーマン)

 大きなお肉に喜びつつ、ごはんと一緒に食べてみると、牛肉がどこを食べても軟らかく、香ばしい香りが鼻を抜けます。甘辛いステーキソースも牛肉とよく合っていて、食べる手が止まらない!

 一方、白米は完全に「伝説のすた丼屋」で食べたことがある“軟らかめのごはん”そのもの。ゆえに、“すた丼の豪華版”を食べているような気分になりました。

大量閉店【いきなり!ステーキ】の出前専門店【いきなり!やきにく】とは? 20cm超え牛肉にびっくり!の画像10
ごはん多い(写真:サイゾーウーマン)

 大きな牛肉がたっぷりとのっている「チーズ!牛やきにく丼」ですが、ごはんも多い! 中年女性の筆者には食べきれず、ごはんを半分ほど残してしまいました。あとで卵かけごはんにでもして食べようと思います。

フードコート専門店【牛角焼肉食堂】「豚タン丼」869円

※2024年12月7日時点の情報です。

受け取った「ねぎ塩豚タン丼」(写真:サイゾーウーマン)

 豚タン丼とスープがセットになっています。お箸やお好みで追加できる調味料、無料の水などはセルフサービスでした。

(写真:サイゾーウーマン)

 白米の上にのっている豚タンは8枚。このほかに、生のねぎ、生のレモン、塩だれ、黒胡椒が見えます。

ほどよく焼かれた楕円形の豚タン(C)サイゾーウーマン
レモンを絞っていただきます(写真:サイゾーウーマン)

 豚タンとごはんを口に入れると、豚タン特有の少々ワイルドな舌触りとコリコリ食感が存分に楽しめます。

 そして何より、塩だれがしょっぱすぎなくておいしい! 大き目にカットされたシャキシャキのねぎとの相性も良いです。

シンプルなスープ(写真:サイゾーウーマン)

 スープの具はねぎのみ。以前にこちらで焼肉定食を食べた時と同じものでした。味つけは申し分ないのですが、「もう少し具が欲しい」というのが正直なところ。

 ちなみに先日、牛角の食べ放題業態「牛角食べ放題専門店」で1,000円ほどの焼肉定食をいただいた際には、食べ応えがあって満足感の高いワカメスープがついてきました。

牛角食べ放題専門店のスープ(写真:サイゾーウーマン)

 同じ牛角系のお店でも、業態によってスープの内容に差があるようです。

最後の1枚に……(C)サイゾーウーマン

 「ねぎ塩豚タン丼」は、以前食べた焼肉定食のように「ごはんが少ない」ということはなく、個人的にはおなかいっぱいになれる量。しかし、味が淡泊なおかずで多くの白米を食べるのが苦手な筆者は、豚タンと生のねぎでごはんをかっ込むことが難しく、不覚にも最後はごはんがかなり余ってしまうという事態に……。

 結局、ところどころについていた塩だれの味を探しながら完食しましたが、「こんなことならごはんを小盛にしておけばよかった」と後悔した次第です。

【松屋】「チーズバーガー丼」850円

※2024年11月20日時点の情報です。

チーズバーガー丼と無料でついてくるみそ汁 (写真:サイゾーウーマン)
「チーズバーガー丼」のアップ(写真:サイゾーウーマン)
丼の最上部にはパセリが振られた半熟の目玉焼きが置かれています(写真:サイゾーウーマン)
その下にはチーズがあり…… (写真:サイゾーウーマン)
玉ねぎとトマトソースがかかったハンバーグが敷かれていました (写真:サイゾーウーマン)
その下にはマヨネーズのかかった生野菜とライスが (写真:サイゾーウーマン)
ライスは一部トマトソースが染みている部分がありましたが、特に味付けはされていないようです (写真:サイゾーウーマン)
みそ汁の具はわかめと油揚げ。いつもの「松屋」のみそ汁です (写真:サイゾーウーマン)

 まず見た目の点で言うと、「チーズバーガーというか、これってもはやほぼロコモコ丼では?」という違和感を抱きます。

 もちろん、チーズバーガーにも目玉焼きが入ったタイプはありますが、一般的ではないといえるでしょう。また、目玉焼きとハンバーグと生野菜がご飯に乗っているものというと、どうしてもロコモコ丼を想像してしまいます。

 さらに言うと、チーズバーガーに使われる生野菜はレタスをイメージしますが、こちらでは千切りキャベツを使用。どちらかというと、カツバーガーやエビカツバーガーなどに合わせることが多い印象です。野菜の中にはキュウリも入っていましたが、「いや、そこはピクルスにしようよ!」と心の中でツッコミを入れてしまいました。

【松屋】850円「チーズバーガー丼」実食

目玉焼きを崩して…… (写真:サイゾーウーマン)
期待とともに口に運ぶと…… (写真:サイゾーウーマン)

 味に関しても、かなりバランスの悪い味わいでゲンナリ。 筆者としてはかなり未完成に感じたというのが率直な感想です。

 メインとなる具のハンバーグにかけられたトマトソースは、チーズバーガーの再現度を意識してか、かなり酸味の強く、尖った印象を受ける味わい。それが絶妙にご飯との相性が悪く感じます。

 バランスよくチーズや目玉焼きの量を調整し、合わせることで比較的まろやかになり、食べやすくなるのですが、全体的なレベルとしては、高くないと言わざるを得ません。

 たしかに、丼の具材を自身でバランスよく調整して口にすることで、よりおいしくなる丼はたしかにあります。

 しかし、この「チーズバーガー丼」に関しては、そうした調整を行うことで“おいしくなる”のではなく、負の部分をカバーしてあくまで“食べやすくなる”だけに留まっているように思えます。

 もちろん、こちらも「ニンニク野菜牛めし」と同じように、この“攻めた”味わいが好きという人もいるのかもしれません。ただ、やはりその味わいで賛否が分かれてしまうメニューであることも確かでしょう。

「たっぷりチーズ」(200円)追加で味変

 半分程度食べ進めたところで、未完成な味わいにどうしても“味変”をしたくなった筆者は、追加で「たっぷりチーズ」(200円)をオーダー。

 チーズの物量でトマトソースの酸味を打ち消すことにトライしてみました。結果としてこの功を奏し、尖った酸味をチーズが強引に包み込むことで、かなり食べやすくなり完食に成功。

味変用に頼んだ「たっぷりチーズ」 (写真:サイゾーウーマン)
圧倒的なチーズの物量 (写真:サイゾーウーマン)
クセを抑え込むのに成功 (写真:サイゾーウーマン)

【松屋】「チャーシューエッグ丼」1,390円

※2024年8月22日時点の情報です。

「柔厚炙りチャーシューエッグ定食 2枚盛」の全体像。ご飯は特盛にしています。(写真:サイゾーウーマン)
目玉焼きにはたっぷりの塩コショウがかかっていました(写真:サイゾーウーマン)
その下には焼豚というよりは角煮に近いような大ぶりのチャーシュー(写真:サイゾーウーマン)

 提供された後、写真の撮影を行っている時点で筆者は、あまりに食欲をそそり過ぎるビジュアルに「これ、絶対おいしいよ!」とテンションがMAXに。

 ウキウキしながら半熟の卵を割り、箸で崩れるほど柔らかいチャーシューに乗せて食べてみました。味付け自体はまさにご飯が進む濃いめの甘辛テイストで、筆者の好みにど真ん中ストライクであったものの、チャーシューの繊維がかなりパサついているように感じてしまい、「あれ???」と戸惑ってしまうことに。

 自炊で作って、ちょっと煮込み過ぎて失敗したときのような食感で、少し残念な気持ちです。もちろん、かなり煮込まれているだけあり、脂身の部分はとろけるような食感でご飯との相性は抜群。繊維のパサつきも目玉焼きやご飯と一緒に食べるとある程度は気にならなくなるため、全体的には十分おいしいと言えると思います。

 しかし、1000円台半ばという価格設定と考えると、やはり割高に感じてしまったというのが正直な感想です。

目玉焼きはしっかり半熟で、この点はかなり好印象でした

 また、おかわり自由であるご飯のお供としては良いのかもしれませんが、目玉焼きにもしっかり塩気があるのも、個人的にはトゥーマッチに感じてしまった部分。

 筆者はハムエッグやベーコンエッグを作る際、目玉焼きの方には一切味を付けず、加工肉の塩気だけで食べることが多いので、もしかするとそれが影響しているのかもしれません。

 とはいえ、このメニューではチャーシュー単品でも十分濃いめの味付けであることから、目玉焼きはその塩気をマイルドにする役割を果たしてほしい、と思ってしまう人は、筆者以外にも少なくないのではないでしょうか。

ご飯と卵と一緒に食べると、肉のパサつきが比較的気にならなくなり、おいしく食べられます(写真:サイゾーウーマン)

【韓丼】「さっちゃんのカルビ丼」590円

※2024年4月20日時点の情報です。

さっちゃんのカルビ丼

 提供された「さっちゃんのカルビ丼」は、脂身の端がところどころ焦げ目がつくほどにしっかりと焼かれ、立ち昇る香ばしさとタレの匂いが食欲をそそるカルビが、ご飯に敷かれたパワフルな見た目。さらに千切りのキャベツとねぎが付け合わせのような形で横に添えてあります。

香ばしく焼かれたカルビが食欲をそそります

 まず肉だけを食べると、焼き立てだからこその香ばしい肉の風味と、タレの強烈なうま味を感じました。

 かなり濃いめの味付けでパンチがあるとも言えますが、筆者のように量を食べることが多く、塩分調整のため薄味のものを食べがちな人間にとっては強すぎる味であったため、ご飯やキャベツ、ねぎとバランスを取りながら食べることに。

 すると、しっかりと肉のパンチを感じつつも、口の中でさまざまな食感が楽しめ、「これははやるよなあ……」と思わず感じ入ってしまうほどのハイレベルな味わいになりました。

肉の横にはねぎとキャベツが添えられていました
肉の下にあるご飯にもしっかりタレがシミシミです

【すき家】「キング牛丼」1,780円

※実食は2024年3月16日実施、値段は25年1月23日の情報です。

「体重150kg」巨漢ライターの食生活日記! すき家裏メニュー、業スーデカ盛り料理で食いまくりの1週間の画像14
すき家 牛丼(キング)(C)サイゾーウーマン
「体重150kg」巨漢ライターの食生活日記! すき家裏メニュー、業スーデカ盛り料理で食いまくりの1週間の画像15
すき家 牛丼(キング)(C)サイゾーウーマン

 週1で糖質制限をしないチートデイを設けている筆者ですが、この週は土曜日をチートデイとすることに決定。すき家の裏メニューで、具が並盛の6倍、ご飯が並盛の2.5倍あるキング牛丼にチャレンジしました。味変のために4つほど単品トッピング(たまご、かつぶしオクラ、おろしポン酢、明太マヨ)を頼み、半分ほど食べ進めてからのせてみると、最後まで飽きずに完食。そのうちリピートしたいと思います。

【かつや】「トリプルカツ丼」869円

※2024年1月下旬時点の情報です。

 

かつや「トリプルカツ丼」の画像
トリプルカツ丼全体像。なんとも力強いビジュアル(C)サイゾーウーマン
かつや「トリプルカツ丼」の画像
カツ丼部分。専門店らしい美しさ(C)サイゾーウーマン
かつや「トリプルカツ丼」の画像
親子丼部分。半熟の卵が食欲をそそります(C)サイゾーウーマン
かつや「トリプルカツ丼」の画像
牛丼部分。一般的なチェーンの牛丼より赤身が多め?

 専門とするカツ丼はもちろん、親子丼部分や牛丼部分もハイレベルなおいしさで大満足。

 こうした“合体メニュー”を頼んだ際、どうしてもやりたくなってしまうのが、それらを一緒に食べるというチャレンジです。今回も、カツ丼と親子丼、牛丼をさまざまな組み合わせで食べ合わせてみましたが、それぞれが完成した味ということもあってか、意外なシナジーが発生するようなことは残念ながらありませんでした。

 やはり別々に楽しむのが一番かも……と思い始めたとき、意外にも好相性の組み合わせを発見!

かつや「トリプルカツ丼」のカツに紅しょうがをのせた画像
カツ煮に紅しょうがを乗せて食べると意外なおいしさ(C)サイゾーウーマン

 牛丼部分にトッピングされている紅しょうがを、カツ煮の上に乗せて食べてみたところ、甘めの味付けにしょうがのピリッとした辛さがアクセントとなり、いくらでも食べ進められるようなおいしさになりました。

最終更新:2025/01/26 15:00
キング牛丼、300円も値上げしてた